「アレクサンドル・ルカシェンコ」の版間の差分

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2010年6月にロシアの天然ガスをめぐる紛争が発生。紛争自体は数日で解決を見たが、両国関係には大きな傷がついたと思われた。しかし、ルカシェンコはすぐにロシア・カザフスタン・ベラルーシの三カ国で発足する予定だった[[関税同盟]]に参加を表明。関係修復を素早く行なった。
 
2011年12月、[[ユーラシア連合]]構想への参加を表明(後に[[ユーラシア経済連合]]に加盟する)
 
2013年にはロシアは国営企業の民営化の遅れなどを理由にベラルーシへの資金援助を打ち切ったため、ルカシェンコは欧州進出を画策していた[[中華人民共和国]]と15億ドルの経済投資協定を締結してベラルーシは財政破綻を回避した<ref>『中国に急接近の独裁国家ベラルーシ 「スラブの兄弟」露はいらだち』産経新聞2013年7月3日</ref>。その後、ロシアとも再び関係修復したものの、軍事パレードで中国のパレードカー[[紅旗 (自動車)|紅旗]]が使われる<ref>{{cite web|url=http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2015-05/07/content_35510707.htm|title=中国のパレードカー、ベラルーシの閲兵式に登場|webcite=[[人民網]]|date=2015-07-05|accessdate=2016-08-21}}</ref>など中国とも密接な関係が続いている。
 
[[2015年]][[4月2日]]には、国家財政の体力強化のため、半年間無職で納税しなかった人間に約360万[[ベラルーシ・ルーブル]](約3万円)の罰金の支払いと、支払い命令に従わなかった場合は拘束され、強制的に社会奉仕活動をさせられるという、旧[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]を彷彿とさせる政策の大統領令に署名した。ただ、高齢者や障害者、学生などは対象外である<ref>[http://www.sankei.com/world/news/150418/wor1504180046-n1.html 半年無職なら罰金3万円! ベラルーシ]産経新聞 2015年4月18日</ref>。