「ゴーストバスターズ」の版間の差分

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[[ニューヨーク]]の[[コロンビア大学]]で[[超常現象]]や[[幽霊]]・霊体の研究を行っていたピーター・ヴェンクマン博士([[ビル・マーレイ]])ら冴えない研究者3人。ある日、一方的に研究費を打ち切られ大学を追い出されたことをきっかけに、借金を重ね、科学的に超常現象全般を扱い幽霊退治を行う会社「ゴーストバスターズ」を開業。当初は資金もなく依頼もゼロに近かったが、とあるホテルでの幽霊退治をきっかけにビジネスは大当たり、[[メディア]]や[[行政]]からも注目視される。
 
そんな中、謎の巨大霊的エネルギーが接近していた。その正体は破壊の神ゴーザ(スラビトザ・ジャバン)で、番犬である雌の「門の神ズール」と雄の「鍵の神ビンツ」の二頭に、「ゴーストバスターズ」に調査依頼をした女性ディナ([[シガニー・ウィーバー]])とその隣人のルイス([[リック・モラニス]])が取り憑かれてしまう。さらに新人ウィンストン・ゼドモア([[アーニー・ハドソン]])を加えて絶好調のゴーストバスターズだったが、環境保護局局長のウォルター・ペック([[ウィリアム・アザートン]])に目を付けられ、地下室の幽霊保管庫の電源を切られ大爆発を起こし、幽霊が保管庫からビルの屋上を突き破って逃走、ニューヨーク中に出没するようになってしまう。
 
「門の神ズール」にとり憑かれたディナと「鍵の神ビンツ」にとり憑かれたルイスが出会うことでゴーザが復活することを4人は知る。彼らは爆発物所持の容疑で拘されていたが、レニー市長([[デヴィッド・マーギュリーズ]])の希望で呼び出され、幽霊騒ぎを収拾するために活動を開始する。そのころディナの住む高層ビルでも爆発が起き、黒い雲が覆い、ゴーザが現れようとしていた。そのビルは、ゴーザを崇拝しこの世の終りを祈る秘密結社の信者イヴォが特殊な設計によって建築したもので、異次元と現実世界との接点になっていた。そしてルイスがそのビルにたどりつきディナと遭遇したとき、4人のゴーストバスターもビルに侵入し、ディナたちがいる高層階までたどりつく。するとゴーザが復活し4人の前に現れ、破壊の方法を選べと迫る。その瞬間たまたまレイモンド・スタンツ博士([[ダン・エイクロイド]])の頭に浮かんだのがマシュマロマンであり、ゴーザは巨大マシュマロマンとなって街を破壊し始める。4人はゴースト退治の特殊な武器によを使危険な賭けに出て、マシュマロマン=ゴーザを退治しようとする。
 
== 登場人物 ==
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;ピーター・ヴェンクマン博士
:演:[[ビル・マーレイ]]
:ゴーストバスターズのリーダー。口八丁で常に女性を口説こうとする、軽薄で冷笑的な性格。[[心理学]]と[[超心理学]]の博士号を取得している。大学の仲間たちと超常現象の研究をしていたが、透視実験に参加した女性をあからさまに下心から口説き、本当に能力を持ってるであろうもう一人の参加者に電気ショックを仕掛ける。
:当初は仲間たちを小馬鹿にしていたものの、図書館で悪霊を目撃したのをきっかけに金儲けが出来ると考え、レイモンドの実家を売り払って元資にゴーストバスターズ社を創立する。
;レイモンド・スタンツ博士
:演:[[ダン・エイクロイド]]
:ゴーストバスターズのメンバー。ピーターの学友で超常現象[[おたく|オタク]]。幽霊を科学的側面で研究してるが、メンバーの中で最も臆病で幽霊に遭遇すると恐怖で立ち尽くす。ピーターにそそのかされてゴーストバスターズの開業資金のために自分の実家を担保に入れる。
;イゴン・スペングラー博士
:演:[[ハロルド・ライミス]]
:ゴーストバスターズのメンバー。ピーターの学友で幽霊退治のメカニック開発を主に担当。丸縁の眼鏡を着用しスーツで身を整えている。メンバーの中では堅物な性格。営業停止の[[強制執行]]に現れ、幽霊保管庫の電源を切るように命じるウォルターに「電源を切ったら破裂の恐れがある」と断ろうとしたが「恩着せがましい口を利くな!」とあしらわれた。
;ウィンストン・ゼドモア
:演:[[アーニー・ハドソン]]
:ゴーストバスターズが売れ出し人手不足で新たに雇われた黒人。メンバーの中で唯一肉体派。幽霊の興味より給料の高さでバスターズに入ったが、採用からゴーザ出現までの二週間のうちに幽霊の存在を確信するようになる。ガタイが良く大柄ながら、レイモンドに劣らぬ臆病な性格。
 
=== その他 ===
;ディナ・バレット
:演:[[シガニー・ウィーバー]]
:バスターズ最初に依頼して来た演奏家。当初は自宅の怪しい物音に悩まされていたが次第にマンションに潜んでいる「門の神・ズール」に取り憑かれる。当初はピーターの[[セクハラ]]発言にいらだちを覚えていたが、次第にピーターに心を許していく。ズールに取り憑かれてからは艶っぽい雰囲をだに変身誘惑すて、「鍵の神・ビンツ」を待ち受ける。
;ルイス・タリー
:演:[[リック・モラニス]]
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;ウォルター・ペック
:演:[[ウィリアム・アザートン]]
:市の環境保護局局長。ゴーストバスターズの運営は[[環境]]を配慮しているか調査するために来社。幽霊保管庫を見ようとしたが断られたため、[[警官]]と[[電力会社]]の人間を伴って再度来社。一方的に営業停止命令を言い渡した上、ピーターの忠告を無視して電源を切り、保管されていたゴースト達がニューヨーク中に溢れ出す原因を作った。
 
== ゴースト ==
作中では科学的に幽霊が解釈されており、半透明の有形心霊体と述べられている。劇中ではどのゴーストも出没するとその場所に[[スライム]]状の粘液を残す。
;ライブラリー・ゴースト
:ニューヨークの市立図書館に出没した老女のゴースト。書物整理カードを空中に飛ばしたりするが、通常は静かに本を読んでいる。読書を邪魔されると恐ろしい形相となる。
;{{仮リンク|スライマー|en|Slimer}}
:別名アグリー・リトル・スパッド(醜い小さな[[ジャガイモ]])。高級ホテルのレストランに出没したゴースト。緑色発光性で食物に限らず食器やバケツごと平らげてしまう。人そのものには粘液をかける以外の危害は加えない。
;テラードッグ
:デイナのマンションの屋上にある「ゴーザの寺院」の番犬。雌の「門の神ズール」と雄の「鍵の神ビンツ」の二頭がおり、デイナとルイスにとりいた。
;破壊の神ゴーザ
:世界に終末をもたらす[[ヒッタイト]]の神。どんな姿を取ることもでき、世界を破壊するためマシュマロマンに変身した。
;{{仮リンク|マシュマロマン|en|Stay Puft Marshmallow Man}}
:レイモンドの頭に浮かんだステイパフト・マシュマロの袋に描かれている[[マスコットキャラクター]]が身長約34メートル(112.5フィート)の巨大なゴーストになったもの。ニューヨークの町を我が物顔で歩き回り破壊する。なおディナの自宅のキッチンにも、袋入りのステイパフト・マシュマロが置かれていた
;その他
:レイモンドのベッドに現れたドリーム・ゴースト、地下鉄の入り口から現れたサブウェイ・ゴースト、タクシーで危険な運転をする腐乱したミイラの姿のタクシー・ゴーストなど。
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== 装備・メカニック ==
;プロトンパック
:バスターズが使用する[[レーザー]]装置。小型の[[原子炉]]になっており、初使用の際はまだテストもしてない状態であった。ゴーストたちを捕まえる際に利用するが、銃として役割を果たす場合とゴーストに巻きつけて使用する場合がある。2人二挺以上光線を交差させると[[陽子]]の変化で強大な力になり爆発する危険性がある。
;保管装置
:バスターズがゴースト捕獲の際に使用する箱。内部から光を放っている。
;ECTO-1(エクトワン)
:バスターズの専用車両。ナンバーはECTO-1。白い車体に[[サイレン]]と点滅灯を装備し、ドア部分にシンボルのNo Ghostマークが描かれている。元は中古車屋で売っていたものを480ドルでレイモンドが手に入れる。