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'''士林泝洄'''(しりんそかい)は、[[尾張藩]]士の系譜を集めたもの。延享4年(1747)、ときの書物奉行[[松平君山|松平秀雲(君山)]]らによって完成した。その内容は、藩初から中期に至る諸士の家格・家紋・家系・履歴などが整然と記載され、中途で途絶した家も、ほとんど、もれなく収められている。
尾張家臣団は、藩祖[[徳川義直]]の兄、[[松平忠吉]]([[清洲城]]主・[[慶長]]12年没)の遺臣を引き継ぎ、さらに、[[徳川家康|家康]]の特命による御付属衆や駿河衆、大阪の役以後の新参衆をまじえるなど、複雑な構造を示しているが、本書は、よくそれらを整理・統合し、近世封建組織の一端を解明する資料の一つとなっている
 
== 参考文献 ==
* 『名古屋叢書続編・索引』 名古屋市蓬左文庫 1972
 
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