「NHKワールド・ラジオ日本」の版間の差分

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*戦前、放送開始ならびに送信系統切替時には、[[山田耕筰]]作曲といわれる開始チャイムがテーブルチャイムで演奏され、続いて長唄・越後獅子を管弦楽用に編曲したものが演奏され、放送を開始した。
*戦後、長い間「ゼネラルサービス」の放送では、5分間の[[インターバル・シグナル|インターバルシグナル]](IS)につづいて、[[古関裕而]]作曲によるオリジナルテーマ曲(リージョナルサービスとは別の曲)に続いて毎正時から15分間が英語ニュース、毎15分から30分までが日本語ニュースという、切れ切れの24時間放送がおこなわれていた。また、そのうち一日数回だけ、前後半30分ずつを英語と日本語で分けるという時間帯を設けた。
*1980年代に入り、[[日本標準]](JST=[[UTC+9]])の奇数時から60分間が日本語放送、同偶数時から60分間が英語放送という24時間の交差編成になったが、[[1982年]]からラジオ第1放送の『[[NHKジャーナル]]』を並行放送するにあたり、例外的に、日本時間21時台の日本語放送と22時台とドッキングして2時間枠とし、英語放送は23時台と24時台を通した2時間枠にした。
*その後、在外駐在員などの増加と現地からの要望により、日本語放送枠におけるラジオ第1放送の同時放送時間帯は拡大され、2006年以降、ほとんどの日本語放送時間枠で同時放送が実施されている。
**『[[ラジオの製作]]』[[1992年]][[3月]]号の[[山田耕嗣]]のコラム「BCLクリニック」によると、このラジオ第1との同時放送の拡大は、試験的に1992年[[1月]]の約1ヶ月間、アジア向けに日本時間6:00-9:00の早朝番組『NHKラジオセンター・早朝の部』の同時放送を行い、その時300kWの高出力送信機を使って放送が行われた。その後新たに300kW送信機を建設し、それを活用して[[1993年]]以後、ラジオ第1との同時放送(当初は国際放送用の自主制作と並行)を拡充していった。