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{{Infobox 島
|島名=須美寿島
|画像=[[画像File:Smithisland_milt.jpg|270px]]<br>航空写真(1978年)<br/>{{国土航空写真}}
|座標={{Coord|31|26|20|N|140|03|03|E|region:JP-13_type:isle|display=title,inline|name=須美寿島}}
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'''須美寿島'''(すみすとう、すみすじま)は[[伊豆諸島]]の[[島]]。行政区画は[[東京都]]直轄。欧名は{{lang|en|Smith Island}}
 
'''須美寿島'''(すみすとう、すみすじま)は[[伊豆諸島]]の[[島]]。行政区画は[[東京都]]直轄。欧名は「{{lang|en|Smith Island}}」。
 
== 地理 ==
伊豆諸島の南部、[[青ヶ島]]の南約110kmにあり、[[ベヨネーズ列岩]]と[[鳥島 (八丈支庁)|鳥島]]の中間に位置する[[洋上岩塔]]。本島と数個の岩礁から成る。本島は南北に長い[[岩頸|突岩]]([[カンラン石]][[玄武岩]])である。航路上の重要な地点でもある。東京都に属してはいるが、何処の町村に属しているかは未定の状態である。このため、都の行政出先機関である[[東京都総務局]][[八丈支庁]]が管轄しており、[[本籍]]を置くことはできない。
 
島の北側には直径10kmの海中[[カルデラ]]があり、須美寿島はカルデラの南側の高まりの頂部である。このカルデラの形成は少なくとも約2万年前より古いと考えられている。
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[[1990年代]]初頭に部分的な崩壊があり、島の形状がかなり変化した。周辺は好漁場のため、時おり釣り人などが島に上陸する。また、漁船が[[座礁]]することもある。
 
== 歴史 ==
古くから漁船、帆船がよく座礁していた。
* [[1870年]](明治3年) - 須美寿島の北北東約9kmで海底噴火が発生し、新島(標高13m)が出現。それ以降数回噴火が発生している。
* [[1974年]](昭和49年) - [[1977年]](昭和52年)にかけて、[[海底火山]]による海水変色が発生した。
* [[1991年]](平成3年) - 11月、漁船の通報で、島の山頂付近北側が大きく崩壊したことがわかった。そのため、島の形状が変化した。
* [[1992年]](平成4年) - [[地震]]によって洞窟部分が崩壊したという。
 
== 関連項目 ==
* [[孀婦岩]]-同じく伊豆諸島にある突岩の島。
 
== 外部リンク ==
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[[Category:日本の無人島]]
[[Category:日本のカルデラ]]
[[Category:日本の洋上岩塔]]