「準巨星」の版間の差分

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{{混同|準矮星}}
{{ヘルツシュプルング・ラッセル図}}
'''準巨星'''<ref name="MAS"/>(じゅんきょせい、subgiant<ref name="MAS"/>、subgiant star<ref name="MAS"/>)とは、同じ[[スペクトル分類|スペクトル型]]の通常の[[主系列星]]よりやや明るく、[[巨星]]ほどは明るくない[[恒星]]の分類の1つである。ある種の[[準巨星]]は、[[金属量 (天文)|金属]]の多い[[水素]][[核融合]]星であるが(同様に[[準矮星]]は金属量が少なく、比較的暗い水素核融合星である)、これらは核での水素核融合が終わっているかほぼ終わりかけていると考えられる。質量はほぼ[[太陽質量]]程度であり、そのため核は収縮し、核の外でも水素核融合が起こるほど温度が高くなる。この過程で星は膨張し、真の巨星になる。