「アフリカ非核兵器地帯条約」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Kinori (会話 | 投稿記録)
締結・発効事情、注を訂正。
Kinori (会話 | 投稿記録)
署名、発効に少しだけ加筆
19行目:
{{legend|#eeee00|署名のみ・未批准}}]]
 
'''アフリカ非核兵器地帯条約'''(アフリカひかくへいきちたいじょうやく、英:African Nuclear Weapons Free Zone Treaty)は、[[アフリカ大陸]]の非核化を定めた[[非核地帯]]条約。[[1996年]][[4月11日]]、[[アフリカ]]諸国42カ国によって、[[カイロ]]で調印された。条約は54カ国を対象としているが、発効に必要な批准は28か国でありの批准がなかなか満たされず、[[2009年]][[7月15日]][[ブルンジ]]批准したことにより、13年後になって発効した。2016年現在の署名国は54か国、うち批准をすませたのは40か国である。条約署名国は、2つの例外を除いて[[アフリカ連合]]加盟国と一致する。アフリカ連合未加盟の[[モロッコ]]が条約に署名しており、2011年に独立した[[南スーダン]]がアフリカ連合に所属する唯一の条約不参加国である。
 
この条約は、通称で'''ペリンダバ条約'''(ペリンダバじょうやく、英:Treaty of Pelindaba)と呼ばれている。ペリンダバは、[[南アフリカ原子力研究所]]がある[[南アフリカ共和国]]プレトリア近郊の町の名前で、ここで本条約が実質的に合意されたことによる。今後ここには、本条約の実施機関となる[[アフリカ原子力委員会]]が設置される予定である。