「吊り掛け駆動方式」の版間の差分

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これらの問題点は近年改善が進んでいる。輪軸架装ベアリングにおいてはアクスルメタルによる[[すべり軸受]]に代わってローラーベアリングによる[[転がり軸受]]が導入されるようになり、アクスルメタルやノーズが[[ゴム]]緩衝されたり、歯車においても材質、焼入れ、歯の形や角度、[[バックラッシュ (機械)|バックラッシュ]]の最適化等が試されている。この結果、摩耗・消耗・騒音の抑制が図られるようになっているが、バネ下重量が大きくなる構造という根本的な制約を克服するまでには至っていない。
 
但し、日本とは異なり許容軸重の大きなヨーロッパ諸国や南アフリカなどではばね下質量の増加に対して線路に余裕がありこのことが欠点とはならない場合もある。アクスルローラー方式の場合では、歯車中心間距離も正しく保たれしかも[[円すいころ軸受]]を用いればスラスト荷重も負担できるため歯車にかみ合い率の良いヘリカルギヤを用いることができるため、騒音などは日本の吊り掛け式とは全くイメージの異なる洗練されたものとなっている。
 
== 歴史 ==