「ケチャップ」の版間の差分

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基本的なトマトケチャップの作り方は完熟[[トマト]]を加熱して漉し、さらに低温で煮詰めて[[トマトピューレ]]を作る。それに、[[砂糖]]、[[食塩]]、[[酢]]、[[オールスパイス]]、[[クローブ]]、[[シナモン]]などを加える。[[タマネギ|玉ねぎ]]、[[セロリ]]、その他の野菜がしばしば加えられる。トマトケチャップは、[[ホットドッグ]]、[[ソーセージ]]、[[オムレツ]]、[[ハンバーガー]]、[[フライドポテト]]などの[[洋食]]にかけて使用される。日本やアメリカなどでは[[酢豚]]や[[エビのチリソース|エビチリ]]など、[[中華料理]]に用いられる事も多い。
 
[[アメリカ合衆国|米国]]のトマトケチャップ消費量は4000万リットルで、世界のほかの国と比べ抜きん出て多い。一説によれば世界のケチャップ生産量の半分はアメリカの若年層により消費されている換算になる。加熱調理用に使う習慣はあまりなく、ほとんどが卓上調味料として消費される。しかしながら、これを使って調合した[[バーベキュー]]用のソースは、[[醤油]]を使った[[テリヤキ]]ソースや[[韓国]]風ソースを引き離して今なお絶大な人気があり、アメリカを代表する味との声もある<ref>21世紀研究会編『食の世界地図』文藝春秋・77P</ref>。
 
[[イギリス]]や[[オーストラリア]]などアメリカ以外の多くの国では酢が入っていないトマトケチャップをトマトソース、レッドグレイビー、レッドソースなどの名前で販売している。