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'''ネフローゼ症候群'''(ネフローゼしょうこうぐん、{{lang-en-short|Nephrotic syndrome}})は、高度の[[蛋白尿]]により[[低蛋白血症]]を来す[[腎臓]]疾患群の総称である。
== 概要 ==
低蛋白血症、高度な蛋白尿、[[浮腫]]([[眼瞼]]や[[下肢]])を主な症状とし、[[病理学]]的には[[糸球体]][[基底膜]]の透過の亢進を一次的異常として認める。時に[[脂質異常症]]も合併する。ネフローゼ症候群は元来病理学的な概念であり、[[腎炎]]=[[:en:Nephritis|nephritis]]と異なり、炎症性の変化(炎症細胞浸潤など)がみられないものの総称として提唱された。若年層(特に幼少期では男子)に多く発症するが、30代の男女の発症例も多数報告されている。
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