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'''オットマール・アンシュッツ'''(''Ottomar Anschütz'' 、[[1846年]][[5月16日]] - [[1907年]][[5月30日]])は、[[ドイツ帝国|帝国時代]]の[[ドイツ]]の[[写真家]]。プロイセン王国・{{仮リンク|ポーゼン州|en|Privince of Posen}}リッサ(現在のポーランド領[[レシュノ]])生まれ。
 
動物園を私設して持っていた[['''オットマール・アンシュッツ]]'''は動物の生態撮影のために従前からあった[[ローラーブラインドシャッター]]を大幅に改良<ref name="historyofinventioncamera-4-4">『発明の歴史カメラ』pp.46-50「ジュメユタイプと高速シャッター」。</ref>、[[1882年]]<ref name="zeissikonstory-56">『ツァイス・イコン物語』p.56。</ref>シャッター幕を先幕後幕の2枚にしてその間隔を任意に変更できるようにし<ref name="historyofinventioncamera-4-4"/><ref name="historyofinventioncamera-4-6">『発明の歴史カメラ』pp.53-57「高級機に変貌する一眼レフジュメユタイプと高速シャッター」。</ref>、また幕の速度調節はバネの張力を加減することで変更できるようにし<ref name="historyofinventioncamera-4-4"/><ref name="historyofinventioncamera-4-6"/>、この組み合わせにより1/10秒<ref name="clacamesenka2-125">『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』p.125。</ref>から1/1000秒<ref name="clacamesenka2-125"/><ref name="historyofinventioncamera-4-4"/><ref name="historyofinventioncamera-4-6"/>のシャッター速度調整が可能なセルフキャッピング式[[フォーカルプレーンシャッター]]を発明、[[1882年]]<ref name="zeissikonstory-56">『ツァイス・イコン物語』p.56。</ref>[[ドイツ]]特許を取得した。
 
アンシュッツはこのカメラを方錐型<ref name="clacamesenka2-125"/>の試作カメラに組み込み、このカメラの原型は[[1891年]]に作成<ref name="historyofinventioncamera-4-4"/>された。これを元に[[ゲルツ]]が'''アンシュッツ・クラップカメラ'''(後アンシュッツとゲルツの頭を取って[[アンゴー]]と改名した)を市販<ref name="historyofinventioncamera-4-4"/>した。