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===川柳川柳===
さん生は破門されて名を取り上げられたので、全く別の名を名乗らなければならなかった。新しい師匠の5代目小さんは「'''川柳川柳'''」と命名した。
 
この名は、名人[[三遊亭圓馬|3代目三遊亭圓馬]]が破門時に名乗っていた名にあやかったものである(『天下御免の極落語』の「解題」、『東京かわら版』2008/11の7ページ)。さん生は師匠の協会から放逐され破門された。[[三遊亭圓馬|3代目三遊亭圓馬]]もまた、東京の落語界から追放され、師匠[[立花家橘之助]]から破門されたのである。圓馬はこのとき、従来の名を名乗れず「川柳」と改名、亭号は圓馬の本名の苗字(橋本)を使い、「橋本川柳」と名乗った(彼が三遊亭圓馬を襲名したのはその後、[[吉本興業]]に所属してから)。これにそのまま倣えば、さん生の本名は「加藤」なので「加藤川柳」となるが、「川柳」を二つ重ね、読み方のみ変え、亭号のみ「かわやなぎ」と訓読みとした。