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{{出典の明記|date=2014年1月}}
[[File:Solid spade (frog view).jpg|right|thumb|220px|シ
'''シ
== シ
[[日本]]の[[JIS規格]]では足をかける部分があるものを'''ショベル'''(シャベルではなくショベルと定義されている)、無い物を'''スコップ'''と記されている<ref
また、大型の物をショベル、小型の物をスコップと区別する場合もある。一般には大きさによってシ
== 規格 ==
[[日本工業規格]](JIS)では土木用・農事用・家庭用のショベルおよびスコップについて、'''JIS A 8902 ショベル及びスコップ (Shovels and Scoops)'''として規格化されている
== 種類 ==
[[File:Steel trowel.jpg|thumb|150px|園芸用こて]]
シ
表面にはさび止めの塗装や鍍金が施されるが、砂利等と擦れることにより短期間で摩滅してしまう。この状態で泥がついたまま放置するとたちまち腐食してしまうため、使用後は洗い流し乾燥させてから保管する。
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; 窓スコップ
: ブレードにいくつも穴が開けられている、粒の大きい砂利を篩い分けたり、粘土質など固まりやすい対象をすくうためのスコップ。通常のスコップより軽いため、大きな土塊になるものを扱う作業の労力を軽減する。
; 石炭用シ
: 幅広で平らな刃を持ち、[[石炭]]がこぼれ落ちないように刃の両脇が曲げられている。'''D'''の字状(柄から二又に分かれた取っ手に横棒)の取っ手が付いている。
; [[除雪#建築物における除雪|雪かき用シャベル]]
: 刃は[[アルミニウム]]や[[プラスチック]]製の軽量で、非常に幅広で湾曲している。取っ手として柄に横棒が取り付けられている。[[雪]]を押し、持ち上げるように設計されている。老若男女を問わず扱えるように軽量化した代償としてブレードが軟らかい材質で作られており、特に舗装路上で使うと急速に磨耗するのが欠点で、消耗品として割り切る必要がある。
; スペード([[英語]]:spade)
: 土掘り用のシ
; 塹壕用シ
: 軍用シ
; 園芸用こて([[英語]]:[[:en:Trowel|trowel]])
: 片手で持つ小型のシ
== 軍隊でのシ
[[File:USMC ETool.jpg|thumb|150px|[[折畳式]]の[[w:Entrenching tool|Entrenching tool]]]]
シ
[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]では土木工事用の大きなシ
[[アメリカ陸軍]]では、[[第二次世界大戦]]中の[[1943年]]にM1943 [[w:Entrenching Tool|Entrenching Tool]](直訳すると「1943年型塹壕掘り工具」)を採用している。M1943は柄と刃の取りつけ部分が回転して[[折りたたみ]]ができる設計で、携行に優れるだけで無く、刃が柄と90度の角度で固定できるので、[[鍬]](くわ)のように使うことができた。柄頭部分に取っ手はない。同様の構造のものが、現在でも各国で軍用あるいは民生用として製造されている。
[[ソビエト連邦軍]]([[赤軍|労農赤軍]])は[[銃砲身|砲身]]部分を柄として、[[スペード]]形の底板を刃として組み替える、[[迫撃砲]]兼シ
== 脚注 ==
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* [[スコップ三味線]]
{{DEFAULTSORT:し
[[Category:道具]]
[[Category:建設機械]]
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