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『'''猛き黄金の国 道三'''』(たけきおうごんのくに どうさん)は、[[本宮ひろ志]]の[[漫画]]作品[[集英社]]の『[[ビジネスジャンプ]]』に連載された。単行本はビジネスジャンプコミックスで全6巻
 
== 概要 ==
油屋の[[入婿]]になった松浪庄五郎が美濃の国主、[[斎藤道三]]になるまでの波乱万丈の生涯を描いた作品である。タイトルは[[三菱グループ]]を創業した[[岩崎弥太郎]]を題材にした作品『[[猛き黄金の国]]』に続く第2作として描いたため。道三の「美濃国盗り」については、親子2代説が有力となっているが、本作は従来の定説であった1代説に基戦国武将斎藤道三を描く。
[[集英社]]「[[ビジネスジャンプ]]」に連載。単行本はビジネスジャンプコミックスで全6巻
 
油屋の[[入婿]]になった松浪庄五郎が美濃の国主、[[斎藤道三]]になるまでの波乱万丈の生涯を描いた作品である。タイトルは[[三菱グループ]]を創業した[[岩崎弥太郎]]を題材にした作品『[[猛き黄金の国]]』に続く第2作として描いたため。道三の「美濃国盗り」については、親子二代説が有力となっているが、本作は従来の定説であった一代説に基き戦国武将斎藤道三を描く。
 
== ストーリー ==
京の[[妙覚寺 (京都市)|妙覚寺]]の僧であった法蓮坊は還俗して松浪庄五郎と名乗り油屋「奈良屋」の娘を人攫いから救い、娘と結婚するまでにこぎつける。そしてその娘の油屋で稼ぐようになるが、[[離宮八幡宮|山崎八満宮]]の[[大山崎油座|油座]]を脅かす存在へと成長したため焼き討ちに遭い、油屋を失うことになるが、その後。しかし、山崎八満宮に異議申し立てを行った結果、庄五郎は奈良屋の朱印状を返納する代わりに山崎屋の朱印状を[[近江商人]]「粟津屋」の主人から油屋奈良屋を前の主人から譲り受け、新しい屋号「山崎屋」として出発することになる。
 
庄五郎は油の行商を名目に日本各地を転々とし、各地の実情を調べ、[[美濃国]]をその野心の標的としたする。妙覚寺の同門で[[美濃国|美濃]]の[[常在寺 (岐阜市)|常在寺]]の住職となった南陽坊(日運)を通じ、その兄である[[長井利隆]]の知遇を得て美濃[[守護]][[土岐頼芸]]に仕えるようになり、以降は「西村勘九郎」「長井新九郎利政」などの名をもらい、最後に斎藤道三と名乗った。頼芸は道三の企みで公家の血を引く娘に色仕掛けをけられ、果てには[[尾張国|尾張]]に追いやられ。そして隣国・[[尾張国|尾張]]の[[織田信秀]]の干渉もはねのけ、美濃国は道三の[[楽市・楽座]]政策により繁栄していく。
 
ようやく美濃国を手中に収めた道三であるが、それを足がかりに天下を狙うには既に老いていた。そして道三は、信秀の息子で自分の婿である[[織田信長]]の才を認め、自らの野心を託すことを決意する。道三は信長に対して、楽市楽座などの内政のノウハウや、[[岐阜城]]の図面を渡した、す。信長は城の図面の件は不可解に思いながらも、内政のノウハウに感嘆し、道三を天才と評したする
 
道三の嫡男である[[斎藤義龍]]は、土岐頼芸から譲り受けた女に産ませた子であり、頼芸を彷彿とさせる画才があり、周囲から実は頼芸の胤ではないかと噂されていた。本人はそれを頑なに否定し道三の息子であると信じようとしたするが、道三は義龍は頼芸の子であると、あえて本人に告げる。こうして義龍は道三に叛乱を起こし、美濃国の者のほとんどが義龍に従った。道三はあえて義龍に自らを討たせるつもりでいたが、家臣の名波十道が自ら進んで身代わりとなっ討たれ
 
道三の思惑通り、信長は美濃を手中にめ、そして天下取りに向かって邁進する。上洛に向かう信長の軍勢を前に、道中の民衆はみな平伏していたするが、ただひとり立ったままで見送る老人がいた。信長はその老人に気づくと、妻・[[濃姫|お濃]]を呼び寄せ、自らその老人の前に平伏したする。その老人は山崎屋を守ってきた妻の元に帰っていた道三であった。
 
== 主な登場人物 ==
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*[[豊臣秀吉|羽柴秀吉]]
*[[蜂須賀正勝|蜂須賀小六]]
 
 
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[[Category:漫画作品 た|けきおうこんのくにとうさん]]
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