「有羊膜類」の版間の差分

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有羊膜類は、両生類から石炭紀の約3億1200年前に分岐した、en:Amniotewt12:32, 15 September 2016‎ から抄訳
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羊膜の存在によって、陸上で大型の胚が呼吸することが容易になったのみならず、陸上において、羊膜腔という、生理的に[[ホメオスタシス]]のコントロール下に置かれた空間の中で胚が発生することが可能になり、発生プロセスにおいて外界の環境変動から胚を保護することが、より容易になった。さらに、卵殻の進化によって水分の蒸散が抑えられ、また発生に必要な水分の貯蔵庫として保水性の強い卵[[アルブミン]]から成る[[卵白]]が進化したことによって、水辺以外にも棲息範囲を広げることが容易になった。
 
有羊膜類は、両生類から[[石炭紀]]の約3億1200年前に分岐した<ref name=B&D>Benton M.J. and Donoghue P.C.J. 2006. Palaeontological evidence to date the tree of life. ''Molecular biology and evolution''. 24(1): 26–53. [http://mbe.oxfordjournals.org/content/24/1/26.full.pdf+html]</ref>。
 
有羊膜類は、初期に[[竜弓類]]と[[単弓類]]の2系統に分化した。後に竜弓類の系統から爬虫類が、単弓類の系統から哺乳類が生まれた。
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**** '''[[哺乳類]]''' [[w:Mammal|Mammalia]]
** [[絶滅|†]][[カシネリア]] ''[[w:Casineria|Casineria]]'' (初期の有羊膜類)
 
==出典==
<references />
 
==関連項目==