「超音速輸送機」の版間の差分

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[[Fileファイル:Concorde g-boab heathrow.jpg|thumb|right|300px|超音速輸送機(旅客機)「コンコルド」。[[ロンドン・ヒースロー空港]]にて。]]
[[Fileファイル:Concorde und Tu-144 Auto- und Technikmuseum Sinsheim.jpg|thumb|300px|[[ドイツ]]・[[ジンスハイム自動車・技術博物館]]で展示されているコンコルドとTu-144]]
'''超音速輸送機'''(ちょうおんそくゆそうき、{{lang-en-short|Supersonic transport, SST}})は、[[超音速]]の速度で飛行し、[[旅客]]や[[貨物]]を輸送する[[航空機]]のことである。'''超音速旅客機'''とも。現在は、商業飛行を行っている超音速輸送機はない。かつては、[[Tu-144|ツポレフTu-144]]や[[コンコルド]]が商業飛行を行っていたが、Tu-144は1978年6月までに、コンコルドは2003年10月24日に商業飛行を取りやめている。
 
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== 開発 ==
[[Fileファイル:L-2000 Pan Am.png|thumb|200px|L-2000([[パンアメリカン航空]]カラー)イメージ図]]
第一世代の超音速[[戦闘機]]が普及し始めた1950年代中期より、SSTの本格的な研究が開始された。[[シュド・アビアシオン]]社の[[シュド シュペル・カラベル|シュペル・カラベル]]や[[ブリストル]]社の[[ブリストル 223|223型機]]などのデルタ翼機が、各国政府の助成を受けて研究された。ほかに、[[アームストロング・ホイットワース]]社のM字翼機などが研究されていた。こうした会社の研究は、1960年代初期までに実機製作が可能な状態まで進展した。また、1962年にコスト要因もあってシュド案とブリストル案は統合され、英仏共同開発のコンコルドの製作へと至った。
 
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=== フィクションの中の超音速輸送機 ===
*ファイヤーフラッシュ:『[[サンダーバード (テレビ番組)|サンダーバード]]』に登場する[[原子力飛行機|原子力旅客機]]。高度6万メートルをマッハ2で飛び、[[東京]] - [[ロンドン]]間を2時間半で結ぶという設定。
*超音速旅客機206便:『[[ウルトラQ]]』第27話「206便消滅す」に登場する[[無尾翼]]四発の国産超音速ジェット旅客機。[[香港]] - [[羽田東京国際空港|羽田]]の航路を経由している。
*カレイダス160:『[[タンタンの冒険旅行]]』シリーズの一編「シドニー行き714便([[:en:Flight 714|en]])」に登場する超音速[[ビジネスジェット]]機。最高速度はマッハ2で、[[可変後退翼]]を持っている。
 
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*** [http://www.jaxa.jp/projects/aero/sst/index_j.html 超・極超音速機の研究]
 
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