「風林火山 (1992年のテレビドラマ)」の版間の差分

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その後、信玄は上杉の名跡を継ぎ[[関東管領]]に任ぜられた景虎改め上杉政虎を睨みつつ、駿河の[[今川氏|今川]]、[[相模国|相模]]の[[後北条氏|北条]]と[[甲相駿三国同盟|三国同盟]]を結び、精力的に奔走する。だが、[[桶狭間の戦い|桶狭間の合戦]]で今川が敗れ、勝った[[尾張国|尾張]]の[[織田信長]]が台頭を始めた頃から、信玄の周囲も風雲急を告げる事態となる。信玄と嫡男・太郎義信との確執の始まり。そして、由布姫の病死。初陣を千秋の思いで待つ勝頼の存在。
 
それぞれの思いの中、第4回の川中島の合戦が始まる。味方の大半を[[高坂昌信]]らが率いる別動隊に割き、上杉の背後を突こうとする武田の策を見越したかのように、上杉勢は八幡原に着陣する。武田勢劣勢のまま戦闘は始まる。信玄は、別動隊合流までの間持ちこたえようと檄を飛ばし、鶴翼の陣で上杉に応戦する。いつしか、本陣には信玄ただ一人。静寂の中、謙信が単騎にて信玄の眼前に現れ、襲いかかる。しかし大将同士の凄まじい[[一騎]]が繰り広げられている時、勘助は既に戦場の片隅で力尽きていた。勘助の遠のく意識の中に甦るもの、それは由布姫の笑顔であった。
 
==スタッフ==