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疲労は、'''末梢性疲労'''と'''中枢性疲労'''に分類される。末梢性疲労とは、脳以外の身体(末梢)、すなわち筋肉などに由来する疲労感覚を感じる状態である。中枢性疲労とは、脳が主体となって疲労を感じている状態である。
 
また、病的かどうかにより分類すると、'''生理的疲労'''と'''病的疲労'''に区別される。生理的疲労とは、基礎[[疾患]]のないもので、自然の状態で回復が可能な範囲で、活動量が休養のレベルを上回る場合に現れるものである。病的疲労とは、癌、AIDS等の身体疾患や[[うつ病]]、[[統合失調症]]、[[睡眠障害]]等の精神疾患が存在する場合や、[[慢性疲労症候群]]、[[線維筋痛症]]等持続的な疲労を特徴とする疾患による疲労のことである。病的疲労には発熱、[[リンパ節]]の腫れ、記憶障害などの他覚症状を伴うこともある。
 
===他覚的疲労と自覚的疲労感===