「U型エンジン」の版間の差分

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RD05Aは250ccクラスで大きな実績を納め、後に125cc版のRA31も投入されたものの<ref>[http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/sports/race/wgp-50th/race_archive/machines/ra31a/ RA31A - バイクレース - ヤマハ発動機株式会社]</ref>、500ccクラスでは並列4気筒が採用されたために一時的に2軸V4は姿を消す事となったが、1983年のYZR500(0W61)にて復活を遂げ<ref>[http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/sports/race/wgp-50th/race_archive/machines/yzr500_0w61/ YZR500(0W61) - バイクレース - ヤマハ発動機株式会社]</ref>、その後2002年の[[MotoGP]]規定完全移行に至るまで、[[ホンダ]]を除く各ワークスチームの2ストローク500ccレーサーの主流であり続けた。
 
==U型気筒エンジスプリット・シグル==
{{main|スプリット・シングル (内燃機関)}}
[[File:Puch_Doppelkolben.jpg|thumb|200px|プフのオートバイ用2ストローク1シリンダー2ピストンエンジン]]
[[スプリット・シングル (内燃機関)|スプリット・シングル]]に代表される、Uの字状に(一般的な配置では、多くは逆Uの字状に)2本のシリンダにまたがったような[[燃焼室]]と2個のピストンによって1つの気筒が構成される、2ストロークエンジンの形式がある。ほとんどが、どちらの[[ピストン]]も同一のクランクシャフトを共用するので、この記事で説明しているエンジンとは異なるタイプであるが、「U型気筒エンジン」あるいは(それを略して?)「U型エンジン」と呼ばれていることもある。
[[オーストリア]]のオートバイメーカー、[[:en:Puch|プフ]]は単気筒エンジンでありながらY字型の[[コネクティングロッド]]を介して2つの[[ピストン]]を駆動する1シリンダー2ピストン式の2ストロークエンジンを製造していた。このエンジンは単気筒のシリンダーを2つに分けてダブルピストン構成とし、[[燃焼室]]は2つのピストンで共有するデザインを採用していた。元々は1912年に[[イタリア]]の[[ガレリ]]により考案されたもので、同様の機構は[[イギリス]]の[[ルーカス]]社や[[ドイツ]]の[[DKW]]社でも製造され、日本においても戦前に零細オートバイメーカーの手で'''U型気筒エンジン'''として少数が製造されていた。
 
[[オーストリア]]のオートバイメーカー、[[:en:Puch|プフ]]は単気筒エの、2つの[[ピストジンでありな]]Y字型の[[コネクティングロッド]]を介して2つの[[ピストン]]を駆動する1シリンダー2ピストン式の2ストロークエンジンを製造し連結されていた。このエンジンは単気筒のシリンダーを2つに分けてダブルピストン構成とし、[[燃焼室]]は2つのピストンで共有すデザインを採用し設計がよく知られてい。元々は1912年に[[イタリア]]の[[ガレリ]]により考案されたもので、同様の機構は[[イギリス]]の[[ルーカス]]社や[[ドイツ]]の[[DKW]]社でも製造され、日本においても戦前に零細オは[[ホトバイメプ (企業)|ホプスタ]]手で'''U型気筒エンジン'''として少数に採用例製造されていたある
このエンジンは2つのピストンが1本のクランクシャフトを共有する為、厳密には[[単気筒]]に近い構成であるが、資料によってはU型エンジンとして分類される事もある。日本国外では'''スプリット・シングル'''([[:en:Split-single]])とも呼ばれる。
 
==脚注==