「カストラート」の版間の差分

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→‎登場の背景: マタイによる福音書の引用を追記。
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実際には、変声期直前のボーイ・ソプラノの声質を有した少年が、偶発的な事故か病気のために[[睾丸]]を除去せざるをえない状態となり、変声期後の年齢になっても声質を保っていたことから、その後は意図的に行われるようになったという説が有力である。
 
他方、去勢者、宦官の歴史は古く、マタイによる福音書19章12節の記述「母の胎内から独身者に生れついているものがあり、また他から独身者にされたものもあり、また天国のために、みずから進んで独身者となったものもある」中の「独身者」とは去勢者と考えられるため、キリスト教会の修道士に去勢者が存在していた可能性があり、これがカストラートの遠因となったとも考えられる。
 
=== 最盛期 ===