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[[Image:Veal-shank.jpg|thumb|175px|right|[[仔牛肉|仔牛のすね肉]]]]
[[Image:Ossobuco.jpg|thumb|175px|right|オッソ・ブーコ(Osso buco)]]
'''オッソ・ブーコ'''({{lang-en-short|[[w:Osso buco|Osso buco]]}})([[仔牛肉|仔牛すね肉]]の[[煮込み]] ミラノ風:Ossobuco alla milanese) とは[[ミラノ]]およびロンバルディア州を代表する[[料理]]のひとつで<ref name="地方">『イタリア地方料理の探究』p.35</ref>、仔牛の骨付きスネ肉を厚さ4cmの輪切りにし[[トマト]]、白[[ワイン]]、[[ブイヨン]]、香味野菜などと煮込んで、グレモラータ<ref group="*">[[ゼスト (食材)|レモンの皮]][[ニンニク]][[パセリ]]のそれぞれみじん切りにしたものを[[バター]]でいためたもの(『イタリア料理』pp.132-133)</ref>を加える<ref name="全書">『イタリア料理』pp.132-133</ref>。名称を直訳すると「穴の開いた骨」または「空ろな骨」<ref name="全書"/>となるのは、調理中に骨の中央の[[骨髄]]が縮んで穴ができるためである。
 
オッソ・ブーコはイタリアにトマトが伝来する前から作られていたため、古いオッソ・ブーコのレシピにはトマトが入らずに[[アンチョビ]]をすりつぶしたものをグレモラータとともに加えた<ref name="教本">『イタリア料理教本. 下』p.58</ref>。同じくミラノを代表する料理、[[リゾット#主な種類|ミラノ風リゾット]](Risotto alla Milanese)が、[[付け合わせ]]としてよく添えられる<ref name="全書"/><ref name="教本"/>。