「愛の妙薬」の版間の差分

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オペラ・ブッファをお読みになればわかりますが、喜劇はイタリアオペラにおいて決して少数派ではありません。また『セビリアの理髪師』を持ち出す必要もありません。
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[[Image:L'elisir d'amore poster.jpg|thumb|right|166px|『愛の妙薬』リブレット(台本)表紙。1895年[[リコルディ]]社よりの再版本]]
『'''愛の妙薬'''』(あいのみょうやく)は、[[ガエターノ・ドニゼッティ]]が作曲、[[1832年]]に初演された全2幕からなる喜劇的[[オペラ]]である。悲劇が好まれるイタリアオペラとしては、[[ジョアキーノ・ロッシーニ|ロッシーニ]]の『[[セビリアの理髪師]]』などとともに、少数派に属する明朗喜劇として人気を博している。[[テノール]]と[[ソプラノ]]の主役カップルに[[バリトン]]2人で大部分を占め、他に脇役ソプラノ1人、合唱というシンプルな人物構成で、4人までは充分に見せ場、聴かせ場が与えられているため、スター歌手の顔見世公演にも適している。
 
* 原語曲名:''L'elisir d'amore''