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Kyoyaku (会話 | 投稿記録)
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[[ファイル:Kodai no So.JPG|thumb|220px|蘇(復元品)]]
'''蘇'''(そ)は、[[古代]]の[[日本]]で作られていた[[乳製品]]の一種。[[8世紀]]から[[10世紀]]にかけての頃、日本で最初に作られた[[チーズ]]である。
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製造方法は、[[延喜式]]の中にも記録されている([[物納]]として用いられたことから)。また、蘇をさらに[[熟成]]・加工して[[醍醐]](チーズ様の[[乳製品]])も作られた。
 
== 概要 ==
[[文武天皇]]期([[697年|697]]–[[707年]])に蘇が作られた最初の記録がある。[[典薬寮]]の乳牛院という機関が生産を担っており、[[薬]]や[[神饌]]としても使われていた。
 
== 産地 ==
主な生産地として、[[摂津国]]・味原(あじふ)の乳牛[[牧]](ちちうしまき、ちちゅうしまき。現在の[[大阪市]][[東淀川区]]の一部にあたる)などが知られている。古代には東国においても多くの牛が飼育されており、『[[延喜式]]』によれば東国すべての国で蘇を貢納している。
 
現在、古代の蘇を復元した製品が[[奈良県]]内で販売されている。
 
== 製法 ==
[[ラムスデン現象]]によって[[牛乳]]に形成される膜を、[[箸]]や[[串#材質による分類|竹串]]などを使ってすくい取り、集めた物が蘇である(なお、同じ行程を[[豆乳]]で行った場合にできるのは[[ゆば|湯葉[ゆば]]]である)。加熱するだけで、熟成を行わないため、[[フレッシュチーズ]]に[[分類]]される。
 
== 食味出典 ==
{{Reflist}}
味は淡白で、[[カッテージチーズ]]に近い味わいがある。[[ジャム]]と混ぜて食べると美味である。[[ミルクケーキ]]の甘さを少なくしたような味で、牛乳の濃厚な香りがする。
 
== 関連項目 ==
* 古代日本の乳製品 - 酪(らく) / 熟酥(じゅくそ) / '''蘇'''(そ) / [[醍醐]](だいご)
* [[ラムスデン現象]] - '''蘇''' / [[ゆば|湯葉]](ゆば)
 
== 外部リンク ==
* [http://www.nyukyou.jp/cgi/dairy/index.cgi?rm=result_bk&bk_id=387 牛乳の歴史] 一般社団法人 日本乳業協会
 
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