「錐体細胞」の版間の差分

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m [​[錐体細胞]​] → '''錐体細胞''' ∵Removed self-link: Check Wikipedia #48
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| 神経=[[視神経]]
}}
[[ファイル:Cone-response.png|thumb|320px|人間の[['''錐体細胞]]''' (S, M, L) と[[桿体細胞]] (R) が含む視物質の吸収スペクトル]]
 
'''錐体細胞'''(すいたいさいぼう, cone cell)とは、[[視細胞]]の一種。名前はその形態から。[[網膜]]の中心部である黄斑に密に分布する。 '''錐体視細胞''', '''錐細胞'''、'''円錐細胞'''などともいう。
 
==概説==
[['''錐体細胞]]'''は異なる波長特性を持つ視物質を発現するため[[色覚]]の基礎となるが、感度が低いため充分な光量を必要とする。[[桿体細胞]]は単独の視物質のみを発現するため[[色覚]]には関与しないが、感度が高い。暗所では錐体細胞はほとんど働かず、桿体細胞が働く。このため暗所では、物の形は判っても色ははっきりとは判らない。<!--重複  暗闇の中では錐体細胞の活動が鈍くなり[[桿体細胞]]に依存した視覚になるため、色がわからなくなる。-->錐体細胞は[[色]](波長)に対し敏感に反応するが、一方で、光量(波幅)に対し鈍感である。
 
人では錐体細胞が[[中心窩]]付近に集中し、桿体細胞はその周縁に存在する。そのため、暗所では中心視野での視力が低下する。