「大道芸」の版間の差分

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昭和50年代より、[[愛知県]][[名古屋市]]の[[大須大道町人祭]]、[[神奈川県]][[横浜市]]における「野毛大道芸」など、各地でイベントとしての定着が始まった。当初は、[[暗黒舞踏]]を基調とした舞踏や、一見して素人には理解が難しい、いわゆる「[[アンダーグラウンド (文化)|アングラ]]」な傾向が強かった。大須では、これらアングラな系譜を長く守り続けている。
 
[[1992年]]、[[静岡県]][[静岡市]]で[[大道芸ワールドカップin静岡|大道芸ワールドカップ]]が開催され、欧米型の[[サーカス]]芸を大々的に日本に紹介し、定着させる大きな役割を果たした。しかし、フランスやロシアを中心にした、大がかりなセットやクレーンを用いるサーカス芸が招聘される傾向にあり、その大半は大道芸未経験者が占める。一方で、これら大がかりなセットは日本人大道芸人は利用できないばかりか、「国内アーティスト」として一段低い扱いになっている。また、日本で行われる大会でありながら和芸が全く選出されないことなども含めて、同大会が大道芸の認知度を高めたとの評価が定着する一方で、白人崇拝のサーカスフェスティバルであるとの批判も多くある。
 
他、[[東京都]]が[[ヘブンアーティスト]]として公認制度を始めたり、日本テレビが「日テレアート大道芸」としてライセンスを発行するなど、街の活性化やイベントなど各地で脚光を浴びつつある。若年層に根強いファンも数多く、[[大須大道町人祭]]や[[大道芸ワールドカップin静岡|大道芸ワールドカップ]]での動員客数は数十万人を数える。