「マダラ」の版間の差分

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[[底引き網]]、[[定置網]]、[[延縄]]、[[釣り]]などで漁獲される。20世紀後半頃からは[[輸入]]ものが多く流通している。[[富山県]]<ref>{{PDFlink|[http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/publication/rt/7/3-5.pdf 粗放的生産(スパルタ飼育)により マダラ仔稚魚の健苗性向上を目指す] 水産総合研究センター}}</ref>などでは稚魚放流により資源回復を計る活動が行われている<ref>[http://doi.org/10.2331/suisan.61.756 種苗生産過程におけるマダラ仔稚魚の体脂肪酸組成の変化] 日本水産学会誌 Vol.61 (1995) No.5 P756-761</ref>。
 
[[旬]]は[[冬]]。身は柔らかく脂肪の少ない白身で、[[ソテー]]や[[ムニエル]]、[[フライ (料理)|フライ]]などの他、汁物や[[鍋料理]]にもよく使用される。身を[[干物]]にした「[[棒鱈]]」(ぼうだら)も様々な料理に使われる。漁師間では釣りたて料理す[[刺身]]で食べ際は傷みが早いことと身もある柔らか鮮度の低下が早く一般的ではなことに注意する必要がある
 
また、[[白子 (精巣)|白子(しらこ)]]と呼ばれる[[精巣]]もこってりとした味で珍重され、流通する際はメスよりオスの方に高い値がつく。白子は「キク」「キクコ」などとも呼ばれるが、これは房状になった外見が[[キク]]の花に似るためである。北海道では「タチ」(マダラは真ダチ、スケソウダラは助ダチ)とも呼ばれ、新鮮なものが寿司ねたなどで生食されている。