「トゥイストー」の版間の差分

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関係性は、トゥイストーの1世紀の人物像と、後世の[[北欧神話]]に登場する雌雄同体の原始巨人[[ユミル]](13世紀の情報源が根拠)との間で、語源学や機能の類似性にベースを置いて考えられてきた<ref>Cf. Simek (1995:432). Simek (1995:485) はさらに、ユミルをインド・ヨーロッパ祖語の「''*iemo''」(双子 (twin) または2人 (double)。サンスクリットの「[[閻魔|ヤマ]]」、ギリシア語の「[[双児宮|ジェミニ]]」の由来)に関連づける。英語版記事「[[:en:Dioskuri|Dioskuri]]」([[ディオスクーロイ]])も参照されたい。</ref>。Meyer (1907) は、彼がこの2者を同一とみなすほどに関係性が強いことを確かめている<ref>Meyer (1907): North (1997:269) を参照。</ref>。Lindow (2001) は、トゥイストーとユミルの間の可能性がある意味論的な関係に留意しつつも、最も重要な機能性の差異について指摘している。ユミルが「基本的に…否定されがちな人物」として表現されるのに対し、トゥイストーは、歌の中では古代のゲルマン民族によって「賛美される」(''celebrant'') 者として記述され、タキトゥスもトゥイストーについて否定的な事は何も報告していない<ref>Lindow (2001:296).</ref>。
 
ジェイコブJacob (2005) は、{{仮リンク|ヴェーダ神話|en|Vedic mythology|label=ヴェーダのインド神話}}についての語源研究と比較に拠って、トゥイストーとユミルの系譜の関係性を立証しようと試みている。トヴァシュトリが、彼の娘{{仮リンク|サラニュー|en|Saranyu}}と彼女の夫[[ヴィヴァスヴァット]]を介して、双子の[[閻魔|ヤマ]]と{{仮リンク|ヒンドゥー教におけるヤムナー<!--暫定的な記事名-->|en|Yamuna in Hinduism|label=ヤミー}}の祖父であったと言われるように、それで、ゲルマン神話のトゥイストー(トヴァシュトリとの関連性をが想定されている)は本来はユミル(「ヤマ」と同源の名)の祖父であったに違いないと、ジェイコブJacob (2005) は主張している。ちなみにインド神話では、『ヴェーダ』における人類の祖、[[マヌ]](ゲルマン神話の「マンヌス」と同源の名)を同様にVivaswānの息子だとしている。従って、マヌはヤマまたはユミルの兄弟となる<ref>Jacob (2005:232).</ref>。
 
== トゥイストーとマンヌス ==
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