「L-4Sロケット」の版間の差分

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→‎概要: いちおうSS-520の衛星打ち上げ計画が具体化しているので、WP:DATED
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「無誘導重力ターン方式」での「手の込んだ」一例を上げると、デスピンモーターがある。一旦点火をすると燃焼を中断できない固体ロケットによって、ロケット本体のスピンを停めるため、デスピンモーターはスピン方向と反スピン方向の両方にノズルを持っている。デスピンモーターは、燃焼直後には反スピン方向のノズルのみに燃焼経路を開きスピン停止の為の噴射を行うが、スピン停止を検知するとスピン方向のノズルにも燃焼経路を開き、相対推力を零にする。この技術は、後の宇宙研衛星打ち上げロケットに採用されるロール制御モーター「SMRC」に結実する。
 
打ち上げ時の重量9.4t、当時の価格で1機45万ドル(当時の為替相場1$=360円で換算すると1億6200万円)と、理論上可能なだけでなく実際に人工衛星を打ち上げたロケットとしては、2016年現在に至るまで、歴史上最も小型軽量、かつ安価である。この大きさを下回る衛星打ち上げロケットの計画はいくつか知られるが、[[SS-520ロケット]]4号機が2016年度内にも人工衛星の軌道投入を行う見込みである<ref>{{Cite news|url=http://sorae.jp/02/2016_06_10_ss520.html|title=世界最小!超小型衛星打ち上げロケット、JAXAが突然発表|date=2016-06-10|accessdate=2016-11-10|author=大貫剛|publisher=sorae.jp}}</ref>
 
== 打上げ記録 ==