「モーグル」の版間の差分

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== 採点方法 ==
小数点第2位までの計算でターン点、エア点、スピード点の3つの要素を合計して満点が30100点である。
* ターン点 満点15.0(全体の50%)60
* エア点 満点7.50(全体の25%)20
* スピード点 満点7.50(全体の25%)20
 
7人制または5人制でジャッジが行われる。このうち、エアジャッジが2名、ターンジャッジが7人制では5名、5人制では3名である。ワールドカップ、世界選手権、オリンピックなどの大きな国際大会では7人制、そのほかの国際大会では5人制で行われる。日本の国内大会では、全日本選手権のみ7人制でそれ以外の大会は5人制となっている。
 
ターン点は、3名のジャッジの合計点で、それぞれのジャッジが520点満点で採点するため、合計で最高点は1560点満点となる。7人制では5名のジャッジがターン点をつけるため、5つのジャッジポイントの最高点と最低点の2つをカットし、真ん中の3つのポイントを合計したものをターン点とする。
 
ターンの質は基本的に以下の4つの項目を基準に採点される。
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: 上半身のバランス
 
エアばかりが注目されるが、上記の通り実際には得点の2520%であり、5060%はターン点で決まる。
 
小数点第1位までの採点となり、0.0から520.0の51200
段階の評価になる。0.1から520.0までを8つの評価グループに分けて採点する。基本的に減点法であり、ミスのないターンであれば減点はないが、ミスがあったり、転倒したりした場合は減点される。
 
エア点は、2名のジャッジの平均点で1人のジャッジが7.520点満点で採点する。さらにモーグルでは2回のジャンプ(エア)を採点するため、1つのジャンプの満点が半分の3.7510点となる。3回以上ジャンプをした場合は良い2つの点を採用する。また1回しかジャンプをしなかった場合は、1回分のエア点(3.75(10点満点)しか得られない。エアジャッジは、0.0から210.50点26100段階の評価になる。0.1から210.50までを2.0.5刻みで5つの評価グループに分けて採点する。現在は、技(エア)によって難度点が決められており、ジャッジはこの0.1から210.50の中で点数をつけ、後はその技に難度点をかけたものが1回分のエア点となる。この計算は、コンピュータ上で行われる。
 
スピード点は、コースの長さ(全長)を女子は8.2m/秒、男子は9.7m/秒で割ることによって、男女のそのコースでのペースタイムを決め、このペースタイムを基準に以下の計算式で求める。
* 2008シーズンより計算式が変更
** '''新 スピード点=18-(12×競技者のタイム)÷ペースタイム'''
** 旧 スピード点=15.625-(10×競技者のタイム)÷ペースタイム
 
 
この計算式で行くとペースタイムと同じタイムで滑った場合は616.0点となる。ただし、この計算式で点数が7.5020以上になっても、満点の7.5020を超えることは無い。
 
== 歴史 ==