「省スペースパソコン」の版間の差分

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== 省スペースパソコンの今後 ==
冒頭定義などからも明らかであるように、省スペースパソコンという概念は、世の中にパソコンの標準サイズについて一致した理解があって初めて成立するものである。であるからして、今後パソコン自体の概念が変質し、特に本体内をいじることによる拡張性・カスタマイズ性が重要視されないようになってくると、省スペースパソコンという概念自体が存在しなくなってしまうということも想定されうる。すでに、近年では[[主記憶装置|メインメモリ]]以外の拡張は[[Universal Serial Busユニバーサル・シリアル・バス|USB]]や[[SDメモリーカード#SDIO|SDIO]]、[[イーサネット|Ethernet]]などのインタフェースを使って本体外で済ませる手法が主流となっており、[[Bluetooth]]や[[無線LAN]]などによる接続も一般化している現状を考えると、決してありえない未来像ではないことがわかる。
 
これは、決して数年のうちに省スペースパソコンという商品ジャンルがなくなってしまうということを意味しない。とはいえ、そう遠くない未来においては、個々のパソコンのハードウエアが持っている固有の性能というものは、もはや重要視されず、ネットワーク全体での能力がじかに問われるようになるのは確実なことであるように思われる。[[ウェアラブルコンピュータ]]などの構想も、もはや決して非現実的なものとはいえなくなっており、今後の動向は予断を許さない状況にあるといえよう。