「トロメリン島」の版間の差分

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この島は[[1722年]]、[[フランス]]の航海士によって初めて記録されている。島の名前は、[[1776年]]にこの島を訪れたフランスの軍艦 La Dauphine号のトロメリン艦長の名前に由来する。トロメリン島は[[1954年]]にフランスに占領されたが、[[モーリシャス]]はこれに抗議している。[[1761年]]この島は海難事故の現場となった。マダガスカルからモーリシャスに[[奴隷]]を運搬していたフランスの船 Utile号が島の珊瑚礁に座礁した。乗組員らは救命用の筏でマダガスカルにたどり着いたのだが、約60人の奴隷たちはこの島に取り残された。15年後にトロメリン艦長らが生存者を救出したのだが、生存していたのは7人の女性と生後8ヶ月の子供であった。
 
1814年、[[レユニオン]]の一部として編入されたが、現在はレユニオンの一部ではない。トロメリン島は、280,000km²{{sup|2}}の[[排他的経済水域]]を有している。この島については、[[モーリシャス]]も領有権を主張している。この島には、[[サイクロン]]を警戒するための[[気象]]観測所が設けられており、レユニオンから気象観測士が派遣される。
 
==関連項目==