「ハングル」の版間の差分

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竹庵 (会話 | 投稿記録)
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=== ハングルでの出版 ===
ハングルはまず、発案者である世宗のもと国家的な出版事業において活用された。ハングルの創製直後1447年には王朝を讃える頌歌『[[飛御天歌]]』、仏を讃える頌歌『[[月印千江之曲]]』、釈迦の一代記である『[[釈譜詳節]]』が相次いで刊行され、次いで1448年には韻書『[[東国正韻]]』を刊行した。その後も国家によるハングル文献の刊行は続き、諺解書(中国書籍の翻訳書)を中心にその分野は仏典・儒教関連書・実用書など多岐にわたる。刊行された書籍は各地で覆刻され版を重ねることが少なくなかった。[[世祖 (朝鮮王)|世祖]]の書簡『[[上院寺御牒]]』(1464年)もハングルである。
 
# '''仏典''':李朝初期には刊経都監が設置(1461年)され仏典翻訳が盛んに行われた。その後、国家によって仏教が弾圧されはじめたにもかかわらず、『[[楞厳経諺解]]』(1461年)、『[[法華経諺解]]』(1463年)、『[[金剛経諺解]]』(1464年)、『[[般若心経諺解]]』(1464年)、『[[円覚経諺解]]』(1465年)など、15世紀中頃に多くの仏典が刊行された。