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'''南極老人'''(なんきょくろうじん)とは、南極老人星([[カノープス]]:りゅうこつ座α星)を神格化した[[道教]]の[[神]]。南極仙翁、寿星とも。『[[西遊記]]』『[[封神演義]]』『[[白蛇伝]]』など小説や戯曲に[[仙人|神仙]]として登場することも多く、日本では[[七福神]]の[[福禄寿]]と[[寿老人]]のモデルだと言われる。
 
古くから、南極老人星は戦乱の際には隠れ、天下泰平のときにしか姿を見せないという信仰が存在し、『[[史記]]』天書や『[[晋書]]』天文志、『[[漢書]]』などには、皇帝たちが[[秋分]]の日に都の南で観測する慣わしがあったことが記されている。この南極老人星が[[宋 (王朝)|宋]]代以降に南極老人として神格化され、長寿と幸福を司るものとされた。『[[事玄要言集]]』や『[[風俗記]]』には、[[北宋]]の[[仁宗 (宋)|仁宗]]皇帝の前に現れて大酒を飲んだ説話が記されており、長頭短身の老人だったという。
 
== 参考文献 ==