「ア・バオア・クー」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
→小説『機動戦士ガンダム』での経緯: 戦力、戦局の詳細と直後のエピソードも追加。 |
|||
81行目:
総帥のギレンはサイド3のズム・シティで指揮を執ったため、要塞内での最高指揮官は腹心ランドルフ・ワイゲルマン中将となっており、グラナダから撤退してきたキシリアは次席の指揮官に甘んじていた。
また事前のコロニーレーザーの照射がないため、連邦軍はレビル大将自らが参戦した。またレビル艦隊と並行してカラル中将の支援艦隊が登場している。旗艦はマゼラン級「ドラッグ」。空母「トラファルガ」が中核とされ、パブリクなど小型艇や補助艦艇を含めた総艦艇は三百二十隻余りとされた。
なおア・バオア・クーの攻略作戦名は「チェンバロ作戦」となっている。
87 ⟶ 89行目:
しかし肝心のキシリアは寸前で辛くも空域を離脱している。これにはクラウレ・ハモンの密告(その背後にはダルシア首相とデギン公王がいる)があった。
またキシリアはそれをシャアに伝え、シャアは独自の判断によりアムロたちと前線での接触を図った。結果、シャリア・ブルとアムロ・レイが戦死しながらも、グワジン級ズワメルとペガサスジュニア隊が連合してズム・シティに殺到。結果としてギレンはキシリアに、キシリアはシャアに殺されて、ジオン共和国が成立して連邦と講和し終戦となる。
== 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』での経緯 ==
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ソーラ・レイ照射による残存連邦軍艦隊と、サイド3、グラナダ、ア・バオア・クーを合わせたジオン軍艦隊とでは、ジオン側のほうが総戦力は大きかったと設定しており、連邦側は最後の一大攻勢としてア・バオア・クーを陥落させての終戦交渉を望んでいた。
連邦側の指揮官は[[ワッケイン]]中将が勤めた。
シャア・アズナブル大佐配下のニュータイプ部隊もア・バオア・クーに着任しており、ア・バオア・クー攻略戦のさなかにアムロとララアが戦うことになる。
ア・バオア・クー攻略戦開始後に、キシリアはグラナダから大型空母ドロスを中核とする増援艦隊を率いて、ワッケインらの旗艦艦隊を背後から攻撃、撃沈している。このドロスの攻勢に押されるような形で、連邦側のMS隊やホワイトベースは要塞へと揚陸して行くことになる。
要塞内で、キシリアによるギレンの射殺は同様だが、『THE ORIGIN』ではセイラ・マスが要塞内で捕虜になっており、自身がアルテイシア・ソム・ダイクンだと明かしたことで旧ダイクン派によるクーデーターが併発している。
また、キシリアはア・バオア・クー脱出の際には、ア・バオア・クーを連邦軍が利用できないように爆破することを命じている。
== 一年戦争終結後 ==
|