「ヘブライ語」の版間の差分

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表のヘブライ文字例を右寄せに、他
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この言語の一般的な名称として使われているヘブライの名は、[[ユーフラテス川]]を越えて移住する人たちのことを総称して[[ヘブル人]]と呼んでいたことに由来する。今から紀元前3500年頃に{{仮リンク|カルデアのウル|en|Ur of the Chaldeans}}(現在のイラク)から[[カナン]]の地(現在のパレスチナ・イスラエル)に移住したとされる[[アブラハム]]一族と、その子孫である人々が他称としてヘブル人、ヘブライ人などと呼ばれるようになり、彼らが使う言語がヘブル語、ヘブライ語と呼ばれる。
 
特徴として同じセム語に属するアラビア語と同様に、この言語は文章で書くときは右から左に[[右横書き]]で書く。またヘブライ文字は[[アラム文字]]に由来するため、日本語や英語などと違って、子音を表す表記はあっても、母音を表す表記はないことが多く、言語の習得にはある程度の慣れが必要である。
 
[[ネクダー]]と呼ばれる母音記号は存在はするが、日本語で出版されているヘブライ語の文法書や語学書や辞書など、言語習得のための初等教科書や発音のわからない外来語の表記の際に使われるだけであり、文章を読んだり書いたりする際に使われる機会は少ないが、イスラエル国でも詩や[[シャアル・ラマトヒール]]というヘブライ語初心者向けの新聞にはネクダーが付されている。
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|publisher=I’lam Media Center for Arab Palestinians in Israel
|date=2006-9
|accessdate=2014-06-29}}</ref>。彼らのほうが、成人になってから[[ウルパン]]というヘブライ語教室においてヘブライ語を少しだけ学ぶユダヤ系米国人たちよりもヘブライ語に堪能であると思われる。その背景として、ヘブライ語とアラビア語は、文字は異なるが、共にセム語の言語であり、文法や語彙などにおいてかなり類似点があるからである。また、現代のパレスチナだけではなくイスラエル国内においても多数のアラブ系イスラエル人が居住し、イスラエル建国以前はアラブ人の都市や村落も多数あるため、アラビア語起源の人名や地名など固有名詞のヘブライ文字化も行われている。具体的には、アラビア語で「ようこそ」などを意味するاهلا وسهلا(アハラン・ワ・サハラン)はאהלן וסהלןとヘブライ文字化される。
 
現代ヘブライ語において用いられる数字は、[[数学]]で用いられている[[アラビア数字]]である。そして、右から左へ記載するヘブライ語の中に、左から右へ記載するアラビア数字を挿入して記載している。そして、マイクロソフト社の[[Microsoft Word]]を用いてヘブライ語の文書を作成する際にも、ヘブライ文字は右から左へ記載されるが、数字だけは左から右へ記載されるようになっている。
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!意味!!ヘブライ語<br>(ヘブライ文字表記)!!ヘブライ語<br>(ラテン翻字)!!IPA
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|ヘブライ語||style="text-align:right"|{{lang|he|עברית}}||{{lang|he-Latn|ivrit}}||{{IPA|ivˈʁit}}
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|今日は/平和||style="text-align:right"|{{lang|he|שלום}}||{{lang|he-Latn|shalom}}||{{IPA|ʃʌ'lom}}
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|さようなら||style="text-align:right"|{{lang|he|להתראות}}||{{lang|he-Latn|lehitraot}}||{{IPA|lɛhitʁʌ'ot}}
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|はじめまして||style="text-align:right"|{{lang|he|נעים מאוד}}||{{lang|he-Latn|Na’im Me’od''}}||
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|どういたしまして||style="text-align:right"|{{lang|he|בבקשה}}||{{lang|he-Latn|bevakasha}}||{{IPA|bɛvʌkʌ'ʃʌ}}
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|ありがとう||style="text-align:right"|{{lang|he|תודה}}||{{lang|he-Latn|toda}}||{{IPA|to'dʌ}}
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|ありがとうございます||style="text-align:right"|{{lang|he|תודה רבה}}||{{lang|he-Latn|toda raba}}||
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|それを/あれを||style="text-align:right"|{{lang|he|את זה}}||{{lang|he-Latn|et ze}}||{{IPA|ɛt zɛ}}
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|いくつ?/いくら||style="text-align:right"|{{lang|he|?כמה}}||{{lang|he-Latn|kama}}||{{IPA|'kʌmʌ}}
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|これはいくらですか?||style="text-align:right"|{{lang|he|?כמה זה עולה}}||{{lang|he-Latn|Kama Zeh Oleh?}}||
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|日本語||style="text-align:right"|{{lang|he|יפנית}}||{{lang|he-Latn|yapanit}}||{{IPA|jʌpon'ɪt}}
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|はい||style="text-align:right"|{{lang|he|כן}}||{{lang|he-Latn|ken}}||{{IPA|kɛn}}
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|いや/ダメ/~しない||style="text-align:right"|{{lang|he|לא}}||{{lang|he-Latn|lo}}||{{IPA|lo}}
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|かんぱい||style="text-align:right"|{{lang|he|לחיים}}||{{lang|he-Latn|le-chaim}}||{{IPA|lɛ'xaim}}
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|おはよう||style="text-align:right"|{{lang|he|בוקר טוב}}||{{lang|he-Latn|Boker Tov}}||
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|お休みなさい||style="text-align:right"|{{lang|he|לילה טוב}}||{{lang|he-Latn|Lailah Tov}}||
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|どうしたの?||style="text-align:right"|{{lang|he|?מה קורה}}||{{lang|he-Latn|Ma Kore?}}||
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|お元気ですか?||style="text-align:right"|{{lang|he|?מה נשמע}}||{{lang|he-Latn|Ma Nishma?}}||
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|良い||style="text-align:right"|{{lang|he|טוב}}||{{lang|he-Latn|Tov}}||
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|トイレはどこにありますか?||style="text-align:right"|{{lang|he|איפה השרותים?‏}}||{{lang|he-Latn|Eifo ha-sherutim?}}||
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|私は信じています||style="text-align:right"|{{lang|he|אני מאמין}}||{{lang|he-Latn|āni maamīn}}||
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|日本||style="text-align:right"|{{lang|he|יפן}}||{{lang|he-Latn|Yapan}}||
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|東京||style="text-align:right"|{{lang|he|טוקיו}}||{{lang|he-Latn|Tokyo}}||
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