「ウィリアム・A・ウィリアムズ」の版間の差分

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同書は[[ベトナム戦争]]が戦われた1960年代、冷戦政策に対する懐疑が拡大していたアメリカ国内で社会的・学問的に大きな反響を呼ぶこととなり、ウィリアムズは「ニュー・レフト史学」の代表的論者として知られることとなる。また、ウィリアムズの下で学び、師のテーゼを様々な形に展開させた[[ウォルター・ラフィーバー]]や[[ロイド・ガードナー]]、[[トーマス・マコーミック]]らとともに「ウィスコンシン学派」とも称された。その後、ウィリアムズら「ニュー・レフト史学」の主張や分析手法に対しては正統主義派の研究者から多くの再反論が寄せられることとなり、ウィリアムズの研究は冷戦の起源をめぐる論争の活発化を促すことともなった。
 
[[朝鮮日報]]によると、「ニュー・レフト史学」は、ソ連崩壊後に公開された公文書に基づく[[ジョン・ルイス・ギャディス]]に代表される「脱修正主義(post-revisionism)」研究の結果、「廃棄された理論」「学説として、すでに寿命が尽きた」という評価があり、学界では「ウィスコンシン学派」の伝統を継承してきた総本山のウィスコンシン大学マディソン校のアメリカ外交史講座を[[ジョン・ルイス・ギャディス]]の直系弟子で、「ニュー・レフト史学」を厳しく批判した正統主義派のJeremi Suri教授<ref name="朝鮮日報2">{{Cite news |url=https://www.kpinews.co.kr:444/news/articleView.html?idxno=71698|title="'강정구 사태' 보니 자네 나라, 걱정이야"|newspaper=[[朝鮮日報]]|publisher=|date=2005-10-20|archiveurl=|archivedate=}}</ref>が引き継いだことから脱修正主義の学術的勝利という評価を下しているという<ref name="朝鮮日報1">{{Cite news |url=http://www.chosun.com/editorials/news/200510/200510110224.html|title="강정구의 '남침유도설', '위스콘신 좌파 고향'선 고개 숙였는데"|newspaper=[[朝鮮日報]]|publisher=|date=2005-10-11|archiveurl=http://web.archive.org/web/20051013074809/http://www.chosun.com/editorials/news/200510/200510110224.html|archivedate=2005-10-13}}</ref>。
 
[[1980年代]]に[[朝鮮戦争]]が勃発したのはアメリカと[[李承晩]]の南侵誘導のためだと主張して大きな衝撃を与えた[[ブルース・カミングス]]も「ニュー・レフト史学」の系譜に繋がるという<ref name="NewDaily">{{Cite news |url=https://www.newdaily.co.kr/news/article.html?no=151062|title=선제 정밀 타격, 북 위협 막는 최선책..美 NYT 기고 ‘화제’|newspaper=[[NewDaily]]|date=2013-04-15||archiveurl=http://web.archive.org/web/20130424232338/http://newdaily.co.kr/news/article.html?no=151062|archivedate=2013-04-24}}</ref>。
 
== 著書 ==