「サクラ (おとり)」の版間の差分

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== 具体例 ==
[[行列商法]]において、「客の行列を恣意的に生成する手段」として、サクラが動員されたり、[[Consumer Generated Media|消費者生成メディア]]における[[ステルスマーケティング]]の一例として、[[ウェブサイト]]へのサクラを用いた書き込みが行われたりしている<ref>「虚の時代[2] ― サクラ操り やらせ広告」『[[朝日新聞]]』2009年5月1日付朝刊、第13版、第34面。</ref>。
; 新発売キャンペーンの一環としてのサクラ
: [[クォーターパウンダー]]販売開始時に[[日本マクドナルド]]の[[大阪市]][[心斎橋]]にある店舗に3000人近くの行列ができたが、その殆どが「短期[[アルバイト]]による水増しだった」という疑いがある(「[[クォーターパウンダー#日本におけるクォーターパウンダー|日本におけるクォーターパウンダー]]」を参照)。
; [[出会い系サイト]]の女性利用客を装ったサクラ
: 男性ユーザーに、期待できる女性利用客が多数いるよう勘違いをさせるため、出会い系サイト提供者側にサクラが雇われる。その殆どが、女性ではなく女性に成りすました[[ネカマ|男性ユーザー]]といわれる<!--だが、女性が成りすましたサクラもまれにいる(説明しなくても自明なので)-->。写真は[[キャバ嬢]]を撮ったものや、他のウェブサイトからの流用など様々だが、いずれも無断流用である。
; タウンミーティングにおけるサクラ<ref>2006年11月18日、[[読売新聞]]</ref>
: [[小泉内閣]]が行った[[タウンミーティング (対話集会)|タウンミーティング]]で、一部の[[市民活動家]]や市民団体など都合の悪い人物を抽選で落とし、県・市職員を大量動員したり、謝礼を払って賛成派を参加させたりしていた疑いがある(「[[タウンミーティング 小泉内閣の国民対話]]」を参照)。
; [[プロレスリング]]興行におけるサクラ
: [[2006年]]、当時(後に「暗黒時代」「暗黒期」と呼ばれる)人気が低迷していた[[新日本プロレス]]は、客席を盛り上がっているように見せるために、他スポーツ([[日本プロ野球|野球]]・[[サッカー日本代表|サッカー]])の応援経験者を複数会場内に配置し、応援リーダーとして会場の雰囲気を作り出そうとした([[読売ジャイアンツの応援団#G-FREAKS]]を参照)<ref>[http://web.archive.org/web/20060725194005/http://www.nikkansports.com/battle/p-bt-tp0-20060415-19212.html 日刊スポーツ2006年4月15日(archive)]</ref>。親会社が変更された2016年4月現在でも、これらの応援リーダーが会場に配置されている。
; パチンコにおけるサクラ
: パチンコ店(ホールに雇われて[[パチンコ]]・[[パチスロ]]の台を代わりに打つ人を指す。店が繁盛していることや店の出玉が良いことを錯覚させる、又たり、高設定台を一般客に打たせないために行われることを任務として、[[パチンコ]]・[[パチスロ]]の台を打つ人を指す。そのため店の関係者がやることが多い。台を打つための費用は雇い主の負担だが、利益の大半雇い主のものとなるのが一般的である。[[インターネット]]、[[スパム (メール)|スパム]]、[[雑誌]]などで、この種のサクラを募集していることも多いが、これはカモ(募集に応じた者)に登録料を数十万円払わせるなど、すべて[[詐欺]]であると考えてよい
 
== 法的評価 ==