「中河美芳」の版間の差分

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== 選手としての特徴 ==
内野手がゴロを捕るとスタンドから「悪送球しろ!」というヤジが飛び、正しく送球されるとブーイングが起こったほど、一塁守備の技量に優れた名手だった。球が収まりやすいように、ミットの親指と人差し指の間を網状に加工しており、その流れは現在の[[ミット|ファーストミット]]に受け継がれている。[[伊東一雄]]は小学生時代に憧れたプロ野球選手として名を出している。「後年、[[メジャーリーグベースボール|大リーグ]]の上手い一塁手をかなり目にしたが、中河の方がずっと上手かった、と今でも思っている」と述べている。ショートバウンド捕球では内野手からの送球に対し、右手のファーストミットをバーンと地べたに叩き付ける。送球を後逸したかのようなフリをして後ろを向く。ところが球はしっかりと網に引っ掛かるというような芸当も見せていた<ref>{{Cite book|author=伊東一雄|title=[[メジャーリーグこそ我が人生:パンチョ伊東の全仕事]]|publisher=[[サンケイスポーツ]]|page=324}}</ref>。
ある時『失策』を記録したが、その理由が「ファーストミットがスパイクの金具に引っかかったため」という、常識では考えにくいような逸話も残されている。
 
なお、守備に目を奪われがちであるが打撃もしぶとく、試合ではもっぱら五番を打つことが多かったという。
 
== 詳細情報 ==