「中国暦」の版間の差分

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農暦として無形文化遺産登録
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'''中国暦'''(ちゅうごくれき)では、[[中国]]の伝統的な[[暦法]]を総合して説明する。<!--なお、中国暦というのは本来の名称ではなく、-->中国では伝統的な暦法のことを'''夏暦'''(かれき)・'''農暦'''(のうれき)・'''陰暦'''(いんれき)・'''[[旧暦]]'''(きゅうれき)などと呼んでいる。また、[[ベトナム]]などのように'''黄暦'''(こうれき)と呼称<!--(漢字表記)-->する国・地域もある。さらに[[日本]]では<!--中国暦のうち-->、中国から輸入した暦のことを'''漢暦'''(かんれき)と呼んでいた(日本の暦については「[[太陰太陽暦#日本]]」も参照)。
 
夏暦とはもともと[[古六暦]]の一つであるが、[[辛亥革命]]以後に[[太陽暦]]([[グレゴリオ暦]])が採用されるようになると、それまでの伝統的な[[太陰太陽暦]]を総称する言葉となった。これは、中国の太陰太陽暦が[[寅|建寅]]の月を年始とする[[夏正]]であったためである。また、一般的に農暦と呼ばれるようになったのは、[[農村]]で今でも広く使われているからである<ref group="注">{{要検証範囲|date=2015年9月3日 (木) 05:49 (UTC)|ただし、農暦(太陰太陽暦)は中国の農作業のサイクルに必ずしも合っているとは言えない。農作業のサイクルに合っているのは、農暦よりもむしろ太陽暦の方である。|title=農作業は太陽暦(歴史的には二十四節気)に基づいて行う場合と、月齢を加味した太陰太陽暦に基づいて行う場合が(妥当性はさておき)あるはずで、農暦が農作業のサイクルと無関係だとは言えないはずである。}}</ref>。2016年、[[ユネスコ]]が推進する[[無形文化遺産]]に登録された<ref>[http://www.unesco.org/culture/ich/en/RL/the-twenty-four-solar-terms-knowledge-of-time-and-practices-developed-in-china-through-observation-of-the-suns-annual-motion-00647 The Twenty-Four Solar Terms, knowledge of time and practices developed in China through observation of the sun’s annual motion] Intangible Heritage UNESCO</ref>。
 
== 特徴 ==