「軍用機の設計思想」の版間の差分

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=== 米空軍 ===
[[ジェット機]]の発達と共に機体が大型化、高価格化するのに対し、'''限定した性能'''で'''現有主力戦闘機より安価に'''整備可能であることを目的とした簡易的戦闘機を'''軽戦闘機(軽量戦闘機)'''と呼ぶことがある。意識してこの方向に振った西側戦闘機は[[F-104_(戦闘機)|F-104スターファイター]]<ref>文林堂 世界の傑作機 No.103 F-104スターファイター</ref>が英国の[[フォーランド_ナット|フォーランド ナット]]とならんで最初期の物である。F-104の初期型は[[M61 バルカン|M61 ガトリング砲]]と翼端のサイドワインダー2発(従って翼端ポイントを増槽と交換すると武装はM61ガトリング砲のみになる)に武装を留めた代わりに、高い加速性能、上昇性能を発揮し、[[北大西洋条約機構|NATO]]諸国における[[要撃機]]の標準となった。
 
しかし、米国では[[半自動式防空管制組織|SAGE]]システムとのリンク能力に欠け、レーダー誘導ミサイルを装備できず、航続力も短いF-104は[[F-106 (戦闘機)|F-106]]の前に影の薄い存在となった。その後も[[F-5 (戦闘機)|F-5フリーダムファイター/F-5EタイガーII]]は途上国向けに多くを輸出しヒット作となっている。