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{{BLP unsourced|date=2012年1月}}
'''岩根 雅明'''(いわね まさあき、[[1965年]][[8月13日]] - )は、[[日本]]の[[男性]][[アニメーター]]、[[演出家]]。[[スタジオコクピット]]所属。[[大阪府]]出身。[[大阪デザイナー専門学校]]アニメーション学科卒業。[[日本アニメーター・演出協会]](JAniCA)会員。
 
[[スタジオコクピット]]に解散まで所属しており、同社解散後は同社の[[浅田裕二]]と「こくぴっと」を設立している<ref>{{Cite web |url=http://6727.teacup.com/iwanemasaaki/bbs/10306 |title=はないちもんめ日記兼掲示板 スタジオコクピット |author=岩根雅明 |date=2016-04-01| accessdate=2016-12-11}}</ref>。
 
== 経歴・人物 ==
小学6年生の時に『[[宇宙戦艦ヤマト|劇場版 宇宙戦艦ヤマト]]』を見たことがきっかけでアニメーターを志すようになった。上京後[[スタジオコクピット]]へ入社すると、様々な作品で[[原画]]や[[作画監督]](ごくまれに[[演出]][[絵コンテ]])を手がけるようになり、現在ではスタジオコクピットを代表するアニメーターの1人となる。
 
学生時代、[[アニメ雑誌]]でアニメ・映画の自主制作集団・[[DAICON FILM]]のことが取り上げられた頃、「アニメは素人でも作れるんだ」と自ら自主制作アニメを幾つか作っていた時期もあった。
 
絵を描くスピードが速く、シリーズが始まって以来ずっとメインで参加し続けている『[[ポケットモンスター (アニメ)|ポケットモンスター]]』シリーズにおいては、担当した回ではほぼ1人で原画から作画監督を一括して担当することが多い(ただし岩根自身。これは、『ポケットモンスター』において当初スタジオコクピットの[[グロス請け|担当回]]では概ね浅田裕二が演出、[[玉川明洋]]が作画監督、岩根・玉川らスタジオコクピットメンバーが原画担当しなそれぞれ手がけてた中、[[ポケットモンスター (劇場版)|シリーズ初の短編映画]]である『[[ピカチュウのなつやすみ]]』の制作玉川が作画監督として参加することになり、担当話数の原画を玉川と2人で描くことが多かっ岩根が1人で原画を描くようになっのが始まりである<ref name="animage1503">{{Cite journal |author=[[玉川明洋小黒祐一郎]] |year=2015 |title=この人に話を聞きたい 岩根雅明 |journal=[[志村泉アニメージュ]] |issue=441 |publisher=[[酒井啓史徳間書店]]、[[広岡歳仁]]、[[夏目久仁彦]]などが担当する回。}}</ref>助手<ref>[[案浦達哉]]、吉野満純、森出剛玉川が『ピカチュウのなつやすみ』の仕事を終える前後には、[[山中正博オー・エル・エム]]など。</ref>をからスタジオコクピットへそれまで1 - 枠であったコクピット班を2人付けるこ枠にできないかの打診多いがあり1人従来の玉川班とは別に岩根が単独で原画・作画監督を全て担当する回が用意され続けることもしばしばとなった<!--<ref name="animage1503" /><ref group="註釈">岩根が1人で[[原画]]を全て担当する場合、[[作画監督]]としてもクレジットされていてのの、厳密に言うと作画監督作業は全くしていないという。</ref>。岩根が担当た回は毎回良く動き、個性的なギャグ絵がたびたび入る。『ポケットモンスター』シリーズではあまり見られな記述ですが、[[機械#メカ|メカニック作画監督]]の作画記事に行う「一人原画」について記述されている一般的な事項になりますので、ここで特筆する理由がないためコメントアウトします。-->
 
『[[ポケットモンスター アドバンスジェネレーション|アドバンスジェネレーション]]』編の途中には[[動画 (アニメーション)|動画]]マンから原画へ上がる時期の練習の意味合いで若手のアニメーターが岩根担当回に参加していた時期もあるが<ref name="animage1503" /><ref group="註釈">[[案浦達哉]]、森出剛、吉野満純、[[山中正博]]。</ref>、基本的には『[[ポケットモンスター サン&ムーン|サン&ムーン]]』編となった現在でも原画を単独で担当している。また、岩根自身が作画監督を担当しない回へも原画として参加している<ref group="註釈">玉川明洋のほか、[[志村泉]]、[[酒井啓史]]、[[広岡歳仁]]、[[夏目久仁彦]]などが担当する回。</ref>。岩根が担当した回は毎回良く動き、個性的なギャグ絵がたびたび入る。これは岩根自身、「どうやれば動きが大きく見えるか考えて作画している」としており、またカットの枚数調整のために会話シーンの使用枚数を減らし、代わりにアクションシーンに枚数を割いているという背景がある<ref name="animage1503" />。
[[浅田裕二]]などと組んで作品に参加することが多く、例えば『ポケットモンスター』シリーズにおいては、岩根が作画監督を1人で担当した回では必ず浅田が演出を担当している<ref>岩根が作画監督を1人で担当しない場合(2人以上で1話を担当する場合)はこの限りではない。</ref>。
 
[[1990年代]]末期以降、『ポケットモンスター』シリーズでの仕事が多忙であることから、他の作品への参加があまり見られない。
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=== テレビアニメ ===
'''1984年'''
* [[機甲界ガリアン]]([[動画 (アニメーション)|動画]]
'''1985年'''
* [[三国志 (日本テレビ)|三国志]](動画)
'''1988年'''
* [[それいけ!アンパンマン]]([[原画]]
'''1989年'''
* [[獣神ライガー]](原画)
* [[新ビックリマン]](原画]
* [[ミラクルジャイアンツ童夢くん]](原画)
* [[ひみつのアッコちゃん]](原画)
33 ⟶ 35行目:
* [[魔法使いサリー]](原画)
* [[かりあげクン]](原画)
* [[ガタピシ]]([[演出]][[作画監督]][[絵コンテ]]、原画、動画)
* [[ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ]](原画)
* [[まじかる☆タルるートくん]](原画)
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* [[宇宙戦艦ヤマト2199]](原画)
* [[ポケットモンスター THE ORIGIN]](原画)
* [[ポケットモンスター XY]](原画、OP・ED原画<ref group="註釈">クレジットされていないが、『BW』までのシリーズにおいても、オープニング・エンディングアニメーションの原画を数多く担当している。</ref>、作画監督、作画監督補佐)
'''2014年'''
* [[ドラゴンコレクション]](原画)
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* [[ピカイア!]](原画)
'''2016年'''
* [[ポケットモンスター サン&ムーン]](作画監督、原画、ED原画)
 
=== OVA ===
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* [[さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち]](原画)
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 註釈 ===
<div class="references-small"><references group="註釈" /></div>
 
=== 出典 ===
<div class="references-small"><references /></div>