「ツェルト」の版間の差分

▲本来英語の「テント」と同義であるドイツ語の「ツェルトザック」（''Zeltsack'' ）の略であるが、日本では極めて簡易にしたテントを通常のテントと区別して呼称する<ref name="challengeformountain-187">『山への挑戦』pp.187-208「登山道具は語る（テント）」。</ref>。

▲小型軽量であるため、どのような山行でも習慣的に携行すべき装備であり<ref name="challengeformountain-187" /><ref name="qanda-q32">『山の道具Q&A』pp.82-83。</ref>、例えば予期しない[[ビバーク]]に追い込まれその上天候が悪化した場合など、実に頼もしい存在となる<ref name="challengeformountain-187" />。両側にあるベンチレーターにロープを通し立木などに結んで張る<ref name="ishii20042005-34">『IBS石井スポーツ2004-2005MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』p.34「ツェルト・コンパクトタープ」。</ref>、横倒しにして収容人数を増す<ref name="ishii20042005-34" />、など多様な使用法がある。急なビバークの際にはかぶるだけ<ref name="catalogue-26">『モンベル2014Gear Catalogue』pp.26-49「テント」。</ref>やくるまるだけ<ref name="ishii20042005-34" />でも使用でき<ref name="ishii20042005-34" />、その際にはベンチレーターから顔を出せば周囲の様子を見渡せる<ref name="catalogue-26" /><ref name="ishii20042005-34" />し、中で傘をさせば空間を確保できる<ref name="ishii20042005-34" />。