「カレル・チャペック」の版間の差分

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== 概要 ==
大戦間の[[チェコスロバキア]]で最も人気のあった国民的作家。[[戯曲]]『ロボット (』({{lang|cs|[[R.U.R.]])』}})において、「労働」を意味するチェコ語「<ruby lang="cs">robota<rp>(</rp><rt lang="cs-Kana">ロボタ</rt><rp>)</rp></ruby>」(もともとは[[古代教会スラブ語]]での「隷属」の意)から '''[[ロボット]]''' という言葉を作ったと言われるが、彼自身は兄ヨゼフが作った言葉だと主張している。代表作『R.U.R.』『山椒魚戦争』は[[サイエンス・フィクション|SF]]の古典的傑作とされている。[[小説]]、[[戯曲]]の他にも、文筆活動は童話、旅行記、文明評論など多岐にわたっている。また趣味であった園芸においても自らの体験を交えた作品を発表している。
 
小説『[[山椒魚戦争]]』と戯曲『母』では[[アドルフ・ヒトラー]]と[[ナチズム]]を痛烈に批判している。そのためにチャペックは[[ゲシュタポ]]内では『チェコ第二の敵』として危険視される。ゲシュタポは[[1939年]]3月15日、ドイツがプラハを占領した際に、いち早く彼を逮捕するためにチャペック邸に乗り込んでさえいるが、その前年に彼は死亡している。
 
== 生涯 ==