「トトメス1世」の版間の差分

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「トトメス」の意味は「トート神の造りしもの」。即位名の「アアケペルカラー」の意味は「偉大なるはラーの魂」。
 
[[アメンホテプ1世]]の子であったが、側室、または妾の子であった。優秀な軍人であり、[[シリア]]、[[ヌビア]]への遠征軍を指揮して信頼を勝ち取り、アメンホテプ1世の妹で、先王の娘・王女イアフメスと結婚したことで王の他の実子たちを差し置いて後継者と定められた。
その後、アメンホテプ1世の絶大な信頼を受けて共同統治者として実績を積み、各方面に遠征を行って領土を拡大し第18王朝の最初の絶頂期を現出させた。
宗教政策ではアメンホテプ1世によって後ろ盾としてつけられたアメン神官団と良好な関係を維持し、[[カルナック神殿|カルナック]]のアメン大神殿の造営を継続するなどしている。二代にわたるファラオの後援を得て、この時代以降アメン神官団の権力は飛躍的に拡大していくことになる。