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=== 産業革命後の橋 ===
[[File:The world's first iron bridge.jpg|thumb|[[アイアンブリッジ (橋)|アイアンブリッジ]]]]
18世紀末期から19世紀にかけて、産業革命によって生じた[[鉄]]を用いた橋が出現する{{sfn|浅井建爾|2001|p=221}}。鉄の出現により橋梁技術が飛躍的に向上し、橋脚と橋脚の間隔を示す支間長(スパン)が大幅に伸びて長大橋が建設されるようになる{{sfn|浅井建爾|2001|p=221}}。日本で最初の鉄橋は、1868年(慶応4年)に長崎の眼鏡橋が架かる中島川の下流にオランダ人技師の協力を得て架けられた[[くろがね橋]]である{{sfn|浅井建爾|2001|p=221}}。純日本国産の鉄橋第1号は、1876年(明治11年)に東京の[[楓川]]に架けられた[[楓川#楓川に架かる橋|弾正橋]]であり{{sfn|浅井建爾|2001|p=221}}、鋼橋としては、1888年(明治21年)に完成した[[東海道本線]]の[[天竜川橋]]が日本初である{{sfn|浅井建爾|2001|p=221}}。さらに鉄道網の進展、[[自動車]]の普及と交通量の変化に合わせて重い[[活荷重]]に耐えられる橋が要求されるようになって、1900年代に入ってから鉄筋コンクリート製の橋も造られるようになった{{sfn|浅井建爾|2001|pp=212,221}}。また、経済の急速な発展に伴い、経済的で短い工期が重視された。
 
=== 現代の橋 ===