「ブラフマン」の版間の差分

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<blockquote>''Great indeed are the Gods who have sprung out of Brahman.'' - Atharva Veda<br/>
''偉大なるものは、実に、ブラフマンの中から湧き出て来た神々である。'' - 『[[アタルヴァ・ヴェーダ]]』</blockquote>
[[ウパニシャッド]]の[[哲学|哲学者]]は、ブラフマンはアートマンと同一であるとする(梵我一如)。[[ヴェーダ]]の神々の体系では、ブラフマンは[[ブラフマー]]と同一のものであり、そのブラフマーに相応しい者(またはブラフマーに成った者)がブラーフマナ=[[バラモン]](ब्राह्मण braahmaNa)であると見なされた。ブラフマー(創造者)は[[三神一体]]([[:en:Trimurti|Trimurti]])の神々の1つであり、[[ヴィシュヌ]](保持者)と、[[シヴァ]](破壊者)とは本来同一とされている。
 
[[仏教]]は[[梵天勧請]]の逸話をもって[[釈迦]]がヴェーダでいうところのブラーフマナ(バラモン)と成ったことを示唆するが、釈迦自体はブラーフマナ(バラモン)の呼称は本来の意味を逸れて種性階級化したものであるとして批判した。仏教はブラーフマナ(バラモン)ではなく、同義の修行者を[[声聞]]などと表現した。