「宇宙の戦士」の版間の差分

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Fugaku601 (会話 | 投稿記録)
m ジョニーのお母さんが死んだ(ブエノスアイレスが壊滅した)のはラスチャック愚連隊配属後のことなので、その部分を修正しました。
Fugaku601 (会話 | 投稿記録)
m ジョニーが指揮したのはブラッキーのならず者隊ではありません。
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戦局が膠着する中、兵員輸送艦[[ロジャー・ヤング]]所属ラスチャック愚連隊に配属されたジョニーは様々な出会いと別れ、経験を積み重ねて成長。やがて士官学校を志願、職業軍人への道を選ぶ。そして士官学校への旅の途中、「ブエノスアイレスがやられた直後に」機動歩兵を志願した父エミリオと再会した。父、そしてデュボアからの再びの激励を受け、キャンプ・キューリーをも超える猛訓練と学科教育をどうにか乗り越えたジョニーは、最終試験として臨時の三等少尉となり、反攻の第一歩である「王族捕獲作戦」に参加することとなる。その試験とは実際に兵隊たちを指揮し、その命を預かる側に回る、というものだった。
 
小隊付軍曹の補助を受けつつ指揮官小隊長として「ブラッキーのならず者」隊麾下の第1小隊を指揮していくジョニーは、突如として湧きだしたアラクニドの軍勢に奇襲を受ける。しかしそれは兵隊ではなく労働階級を用いた偽装であった。そのことに気付いたジョニーは、敵の巣穴へと突入した軍曹を救出すべく自身もまた地下へと潜る。幾度かの交戦を経て部下を失いつつも、王族を捕獲した軍曹と合流したジョニーだったが、突如として発生した落盤によって気絶し、戦闘不能となった。成功に終わった「王族捕獲作戦」の帰路、彼は自分がまだ士官候補生として落第していないこと、そして軍曹が野戦任官を受け昇進したことを知る。だが、彼が優秀であることをジョニーは兵士になった日からわかっていた。軍曹の名はズイムといった。
 
「故郷とは心のあるところだ」。母語である[[タガログ語]]の諺通り、ジョニーは故郷であるラスチャック愚連隊に少尉として帰ってきた。その後、年ごとに勝利を積み重ねた地球軍は、ついに敵主星クレンダツウへと再び侵攻することになる。「リコ愚連隊」を率いる指揮官となった彼は、部下を激励し、降下カプセルへと乗り込むのだった。