'''山田 宏一'''(やまだ こういち、[[1938年]] [[9月13日]]<ref>『文藝年鑑』2015年</ref>- )は、日本の[[映画評論家]]、[[翻訳家]]。
== 経歴 ==
== 著作 ==
=== 単著 ===
*『映画について私が知っている二、三の事柄 』[[三一書房,]] 1971/改題『シネ・ブラボー2』 [[ケイブンシャ文庫,]] 1985
*『映画 この心のときめき 』白川書院, 1976/[[早川書房]], 1989
*『友よ映画よ わが[[ヌーヴェル・ヴァーグ]]誌 』[[話の特集,]] 1978.2、増訂版1985/[[ちくま文庫]], 1992/[[平凡社ライブラリー]], 2002
*『走れ!映画 』たざわ書房, 1979.9
*『シネ・ブラボー 小さな映画誌 』[[勁文社]]<ケイブンシャ文庫>, 1984.1
*『美女と犯罪 映画的なあまりに映画的な 』早川書房, 1984.7/1984/[[ハヤカワ文庫]], 1989/[[ワイズ出版]](増補版), 2001
*『シネ・ブラボー3 わがトリュフォー 』勁文社<ケイブンシャ文庫>, 1985.10
*『きょうのシネマは シネ・スポット三百六十五夜 』[[平凡社]], 1988.6
*『わがフランス映画誌 』平凡社, 1990.4
*『トリュフォー ある映画的人生 』平凡社, 1991.7、増訂版1994/平凡社ライブラリー, 2002
*『ビデオラマ 空想の映画館・記憶の映画館 』[[講談社]], 1993.12
*『[[トーマス・エジソン|エジソン]]的回帰 』[[青土社]], 1997.2
*『山田宏一の日本映画誌 』ワイズ出版, 1997.11
**「映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄Ⅱ」 ワイズ出版〈映画文庫〉, 2015.12。 全面改稿版
*『山田宏一のフランス映画誌 』ワイズ出版, 1999.9
*『恋の映画誌 』[[新書館,]] 2002.6
*『[[次郎長三国志]] [[マキノ雅弘]]の世界 』ワイズ出版, 2002.9
*『フランソワ・トリュフォー映画読本 』平凡社, 2003.6
*『フランソワ・トリュフォーの映画誌 』平凡社, 2004.8
*『何が映画を走らせるのか? 』[[草思社,]] 2005.11
*『日本侠客伝 マキノ雅弘の世界 』ワイズ出版, 2007.12
**「マキノ雅弘の世界 映画的な、あまりに映画的な」 ワイズ出版〈映画文庫〉, 2012.6。 元版2冊を再編・改稿版
*『[[ジャン=リュック・ゴダール|ゴダール]]、わが[[アンナ・カリーナ]]時代 』ワイズ出版, 2010.6。 絵・装丁和田誠
*『映画の夢、夢のスター 』[[幻戯書房]], 2011.1
*『トリュフォーの手紙 』平凡社, 2012.7
*『映画 果てしなきベスト・テン 』草思社, 2013.5
*『ヌーヴェル・ヴァーグ 山田宏一写真集 』平凡社, 2013.7
*『映画的な、あまりに映画的な 日本映画について私が学んだ二、三の事柄 』ワイズ出版〈映画文庫〉, 2015.10
*『ヒッチコック映画読本 』平凡社, 2016.12。 集大成決定版
*『[[ハワード・ホークス]]映画読本 』[[国書刊行会]], 2016.12
=== 共著 ===
*『たかが映画じゃないか 』[[和田誠]]と共著 [[文藝春秋]], 1978.12/1978/文春文庫, 1985
*『トリュフォーそして映画 フランソワ・トリュフォー述 』[[蓮實重彦]]と共著 話の特集, 1980.8
*『映画の夢・夢の女 』山田宏一文+山口はるみ絵 話の特集, 1980.12
*『映画となると話はどこからでも始まる 』[[淀川長治]]・蓮實重彦と共著 勁文社, 1985.12
*『映画とは何か 山田宏一映画インタビュー集 [[』草思社]], 1988.1
*『映画千夜一夜 』淀川長治・蓮實重彦と共著 [[中央公論社,]] 1988.6/1988/[[中公文庫]] 上下, 2000
*『映画、輪舞のように 』[[秦早穂子]] 朝日新聞社, 1996.7
*『キン・フー武侠電影作法-A touch of King Hu 』[[キン・フー]]・[[宇田川幸洋]] 草思社, 1997.9
*『映画は語る 』淀川長治 [[中央公論新社]], 1999.4
*『傷だらけの映画史 ウーファからハリウッドまで 』蓮實重彦 中公文庫, 2001.3
*『教養主義! 』フリースタイル, 2003.4
:他に執筆者は、[[村上知彦]]・[[中条省平]]・[[石上三登志]]・[[金井美恵子]]・[[萩原健太]]・[[高橋源一郎]]・[[飯沢耕太郎]]・[[和田誠]]・[[井家上隆幸]]・[[鷲田清一]]・[[片岡義男]]
*『銀幕の天才 』[[森繁久彌]] ワイズ出版, 2003.5 インタビューほか
*『香港への道 [[中川信夫]]から[[ブルース・リー]]へ 』[[西本正]]、[[山根貞男]]と聞き手 筑摩書房リュミエール叢書, 2004.10
*『ヒッチコックに進路を取れ 』和田誠と共著(絵・装丁も) 草思社, 2009.7/2009/草思社文庫, 2016.12
*『トリュフォー最後のインタビュー 』蓮實重彦と共著 平凡社, 2014.10
=== 編集本 ===
*[[スティーヴ・マックィーン]] 燃える男、明日に向かってつっ走れ 山田宏一・梶原和男編、[[芳賀書店]], 1972
*[[フェイ・ダナウェイ]] 華麗なる旋律 洗練された野生 山田宏一・[[柳生すみまろ]]編、芳賀書店, 1974
*[[ジャン・ルノワール]] [[ユリイカ (雑誌)|ユリイカ]]臨時増刊、(2008年3月号、青土社)、責任編集:山田宏一
=== 訳書 ===
*『汚れた顔の天使 ジェームズ・キャグニー自伝 [[ジェームズ・キャグニー]] 山田宏一・自伝』[[宇田川幸洋]]共訳 出帆社, 1976
*悪魔が映画をつくった [[ジェームズ・ボールドウィン]] 『悪魔が映画をつくった』[[時事通信社]],1977.10
*映画の夢夢の批評 [[フランソワ・トリュフォー]] 山田宏一・[[『映画の夢夢の批評』蓮実重彦]]共訳 たざわ書房, 1979.6
*わが人生わが映画 フランソワ・トリュフォ- ー『わが人生わが映画』いずみ出版 1979.12
*子供たちの時間 フランソワ・トリュフォー 『子供たちの時間』[[講談社,]] 1979.12
*[[天井桟敷の人々]] [[ジャック・プレヴェール]] 『[[天井桟敷の人々]]』新書館]], 1981.2
*『映画術 [[アルフレッド・ヒッチコック]]/フランソワ・トリュフォー 山田宏一・』蓮実重彦共訳 [[晶文社]], 1981.12、改訂版1990
*私一人 [[ローレン・バコール]] 『私一人』文藝春秋, 1984.10
*ある映画の物語 フランソワ・トリュフォー 『ある映画の物語』草思社, 1986.6
*フランソワ・トリュフォー『アメリカの夜 ある映画の物語2 フランソワ・トリュフォー 』草思社, 1988.10
*トリュフォーによるトリュフォー フランソワ・トリュフォー/ドミニク・ラブールダン編 『トリュフォーによるトリュフォー』リブロポート, 1994.9。大著
*『明かりが消えて映画がはじまる [[ポーリン・ケイル]]映画評論集 [[ポーリン・ケイル]]、』山田宏一監修、[[畑中佳樹]]・[[柴田元幸]]・[[斎藤英治]]・[[武藤康史]]訳 草思社, 2003.10
*[[スーザン・ストラスバーグ]]『[[マリリン・モンロー]]とともに-姉妹として、ライバルとして、友人として [[スーザン・ストラスバーグ]] 』草思社, 2011.10、「[[アクターズ・スタジオ]]」時代の回想記
== 脚注 ==
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