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[[1958年]]、大津市職員であった芝田清次が、[[茶道]]を学んだ経験を生かして、自宅を工場として和菓子商「叶 匠壽庵」を創業。1968年に株式会社化<ref>[https://www.kanou.com/corporate 会社案内]叶 匠壽庵 2017年1月1日閲覧</ref>。社名には「お客様のお口に十分叶うよう、練り上げた手作りの芸の持ち味を発揮して、いつまでも末永くお歓び頂ける様な和菓子を創りだしていこうと心掛けていく、地味でつつましい菓匠」という意味が込められている。創業当時、菓子作りに関しては素人であり、知人の菓子職人から10日ほど手解きを受けたに過ぎなかったという<ref>[https://job.rikunabi.com/2017/company/top/r370330027/ 株式会社叶 匠壽庵]リクナビ2017</ref>。
 
清次の次男・清邦の時代に「農工一体」の思想を取り入れた「寿長生の郷」を造営。[[里山]]の風景をそのまま残し、[[ウメ|梅]]や[[ユズ|ユズ柚子]]など800種の植物が植えられた自然美あふれる約20万8,000平方メートルの広大な敷地に本社をはじめ菓子工場、茶席、川床テラスカフェ、食事処、イベントホール、売店などを併設しており、毎年3月の梅の開花シーズンには「梅まつり」、秋には「秋の菓子まつり おおみたから」が開催され、陶芸、農体験、菓子作りなどの体験教室が開かれている。年間の来訪者数は6万人にも及ぶ<ref>[http://okashi.info/news/564 梅まつり 叶 匠寿庵、寿長生の郷]菓業食品新聞 2016/03/25</ref><ref name="sankeibiz131121">[http://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/131121/bsl1311210500000-s.htm 滋賀発 元気印 叶匠壽庵 “農工一体”の郷から和菓子文化発信]産経新聞 2013.11.21</ref>。郷では、[[大津市立大石小学校]]の児童を受け入れて、田植え体験も行なっている<ref>[http://mainichi.jp/articles/20160521/ddl/k25/070/559000c 大津市立大石小学校 3年生が田植え体験 /滋賀]毎日新聞 2016年5月21日</ref><ref>[http://s.news.mynavi.jp/news/2014/11/05/170/ 滋賀県大津市で和菓子の祭典「秋の菓子まつり」 - 和菓子作り体験も]マイナビニュース 2014年11月5日</ref>。
 
1971年に販売された「あも」は[[求肥]]と[[アズキ|小豆]]を組み合わせた[[棹菓子]]であり、同社を代表するロングセラー商品となっている<ref name="sankeibiz131121"/>。
 
[[全国菓子大博覧会]]において、第18回・23回に高松宮名誉総裁賞、23回・24回に工芸大賞、25回に農林水産大臣賞を受賞<ref>[http://www.zenkaren.net/_0100 お菓子の博覧会]お菓子何でも情報館 2017年1月1日閲覧</ref>。