「籾すり機」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 「脱ぷ」は「脱皮」ではなく「脱稃」
7行目:
 
[[江戸時代]]には土臼(どうす、つちうす)を用いて籾殻を取り除ようになり、土臼の使用が長らく続いた。[[昭和]]初期には近代式籾すり機が開発されて、昭和10年前後から全国に普及しはじめた。この籾すり機は籾殻の除去にゴムロールが使われており、今日の籾すり機の原型である。
 
土臼による籾すりは、多くの砕け米を発生させていた。砕け米は出荷できないため、農家により粉飯として自家消費されていた。籾すり機の普及は、農業生産の向上や農民の食生活の改善に貢献した<ref>富山県上市町史p564-565</ref>。
 
現代の籾すり機は、籾すり単独の機能だけではなく、籾と玄米を選別する機能も組み合わせて一体化した製品が一般的に流通している。